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知ってるとスゴい!飲食業界の言葉「坊主」「ヤマ」の意味、分かる?

  • 2023.11.26

飲食業界にはさまざまな業界用語があり、お坊さんの頭を見立てて「坊主」という言葉を店員同士で使ったり、「ヤマ」という飲食店には嬉しい言葉を使ったりします。それぞれどんな意味か、分かりますか?

■「坊主」ってどんな意味

「坊主」とは、「客が1人も来ない状態」のことをさします。ちょっとしたシャレから生まれた隠語で、その一説では“坊主”“もう毛が無い”“儲けがない”と連想されたのが始まりのようです。

類義語として「ノーゲスト(NO GUEST)」があり、お店にお客様がいないことをさします。また、お客様が少ない時間帯であるランチタイムの終わりから夕食の前までの時間帯をアイドルタイムと呼びます。

お客様がいない状況では、フロアの従業員がキッチンに「ノーゲスです!」と伝え、お客様が少ない状況のときは、「アイドルタイム中にこの作業終わらせといてね」など。このように隠語が日々使われているのです。

■「ヤマ」ってどんな意味?

隠語を使うことのメリットとして、素早い情報伝達により業務を効率化でき、目の前で顧客に聞かれたくない言葉を置き換えることで、来店した人への気配りにもなります。

「ヤマ」は、売り切れのことです。由来は「山の頂上のその先には何もない」という点から、「品切れで何もない」という意味が込められています。

よって、カウンター席がある寿司屋や居酒屋、厨房が客席に近い飲食店などではよく使われる業界用語です。

文/編集・dメニューマネー編集部

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