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ちゃんと中を歩けてる!? ウォークインクローゼットを開かずの間にしない活用術

  • 2023.11.26

人が中に入って歩くスペースがあり、衣類の他にも季節用品や家電なども入る収納力の高さが魅力のウォークインクローゼット。いっぽうで、うまく使いこなせずにいると物置のようになってしまい、だんだんと入りたくない場所になってしまいかねません。

そこで今回は、室蘭市在住の衣類収納アドバイザーでもある筆者が、ウォークインクローゼットを使える収納にするコツをお伝えします。

ウォークインクローゼットのメリット

L字型、コの字型など種類があり、2畳から4畳ほどの人が入って歩ける広さがあるので、衣類だけではなく頻繁には使わないゴルフバックやスーツケース、おひなさまなどの大きめな季節用品も収納できます。
また全身鏡を置いておくことで、収納しているアクセサリーやカバンなどの小物と合わせて、全身コーディネートをすることもできます。ウォークインクローゼット内で完結するので、部屋が衣類や小物で散らかることをふせぐメリットがあります。

ウォークインクローゼットのデメリット

Sitakke

いっぽう、デメリットとしては広いので、“とりあえず”なんでも入れてしまいがち。
適当に詰め込んでしまうと、だんだんと歩けるスペースまでモノが溢れてしまいます。そうなると入るのが面倒になり、手前にモノが溜まって奥のものを取り出せず、“歩けないウォークインクローゼット”になってしまいます。

使えるウォークインクローゼットにする収納のコツ

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(1)目的を決める

「誰のモノを入れる?」「どんなモノを入れる?」「どんな場所にしたい?」など、一度考えてみてください。そこを考えていないと、「空いているから……」ととりあえずなんでも収納し、モノを隠す場所になりかねません。

(2)片付けが苦手な人のモノを手前に収納

収納を決めるときは、優先順位を考えることが必要です。毎日使うモノが一番取り出しやすいところにあると、毎日の片付けもラクになります。さらに、家族の中でも片付けるのが苦手な人の衣類を、入り口一番手前のスペースに作ってあげるとよいでしょう。

(3)入りたくなる場所にする

少しのスペースでいいので、毎日奥まで入りたくなるような場所を作ってみてください。
推しのグッズを飾ってみたり、癒しのコーナーを作ってみたり、そこで手帳をつけて1日を振り返ってみたり……。衣類を収納している場所は、気がつかないうちにほこりが溜まってしまうので、奥まで入れるように工夫するといいですね。そうすると通路の床の上にはなにも置けなくなり、お掃除もラクになって、清潔に保つことができますよ。

まとめ

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ウォークインクローゼットは、広くてなんでも入れられて魅力的ですが、使い方次第で良くも悪くも大きく変わってしまいます。うまく収納できないとせっかくのスペースが開かずの間になってしまいますよ。「これなら普通のクローゼットの方が使えたわ……」なんてならないように、スペースを最大限に活用して快適に過ごしたいですね。

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文:てらだあさこ(整理収納アドバイザー)
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【ライター:てらだあさこ PROFILE】
室蘭市在住の3姉弟のずぼら母。「ちゃんとしなくちゃ!」といつも何かに追われ子育てにもゆとりがなかった頃“整理収納”と出会い、本当の片付けを知る。おうちが整うとともにゆとりの時間や気持ちが生まれたことに感動し、整理収納アドバイザー1級を取得。自身の体験から「整理収納で家も家族も自分自身ももっとすきになる」をコンセプトに、忙しいママの笑顔のため活動中。

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