いつものチーズを味噌に漬けるだけで、新鮮な味わいに。お酒が進む、止まらないおいしさです。複雑で深い旨味を持つ味噌を使いこなすレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
■“チーズの味噌漬け”のつくり方
◇材料 (つくりやすい分量)
味噌:200g
酒:大さじ3
クリームチーズ:4個(1個約18gのもの)
カマンベールチーズ:1/2個(100g)
モッツァレラチーズ:1/2個(約80g)
イタリアンパセリ:少々
(1)チーズをカットする
カマンベールチーズは半分に切る。
(2)味噌と酒を混ぜる
ボウルに味噌、酒を入れてなめらかになるまで混ぜる。
(3)ガーゼを濡らす
ガーゼを水で濡らして水気を絞る。
(4)漬ける
バットに味噌の1/2量を薄くのばし、ガーゼを敷いてチーズを並べ、ガーゼをかぶせて、残りの味噌をのせる。ラップをして冷蔵庫で3~4日漬け込む。
(5)仕上げ
チーズを取り出して食べやすく切り、器に盛ってパセリを添える。
――教える人
「大庭英子 料理研究家」
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、「料理のてほどき さしすせそ みそ」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ