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食べ応え抜群の"モーニング・グローリーマフィン"

  • 2023.11.25

朝にしっかりと栄養を摂るためのマフィンです。生地はしっとりして目が詰まっているのが特徴。ふわっとさせなくていいので、ベーキングパウダーは控えめに。菓子文化研究家の原亜樹子さんにアメリカで覚えた普段着の焼き菓子を教えてもらいます。

食べ応え抜群の"モーニング・グローリーマフィン"

■“モーニング・グローリーマフィン”のつくり方

栄養たっぷりだから、おやつだけでなく、朝食や軽食、お弁当にもお薦め。
時間のあるときに焼いておき、寒い時期なら常温で、暑い時期なら冷凍しておき、温め直していただきます。


◇材料 (マフィン型5個分)

にんじん:100g
りんご:正味100g(できれば、ふじ)
ドライクランベリー:40g
クルミ:25g
全粒粉:120g(薄力粉タイプ)
ベーキングパウダー:小さじ1
シナモンパウダー:小さじ1
塩:ひとつまみ強
卵:1個
はちみつ:40g
植物油:40g(ココナッツオイルや菜種油、太白胡麻油など)
オレンジ果汁:30ml
バニラオイル:少々
★ トッピング:
・ クルミ:20g
・ ブラウンシュガー:10g(またはきび砂糖)
・ シナモンパウダー:小さじ1/4


(1)下準備
ドライクランベリーは熱湯に1分ほど浸してザルにあげ、水気を拭く。クルミはすべて160℃のオーブンで10分ほどロースト、またはフライパンでから煎りし、粗く刻む。トッピングの材料用は粉々にする。マフィン型にマフィンカップを敷く。オーブンを190℃に予熱する。

(2)具材をカットする
にんじんは皮付きのままスライサーで薄くすりおろす。またはごく細いせん切りにする。りんごは芯を除き、皮ごとごく細いせん切りにする。

具材をカットする
具材をカットする

(3)卵液をつくる
ボウルに卵、はちみつ、植物油、オレンジ果汁、バニラオイルを入れて泡立て器で混ぜる。

卵液をつくる
卵液をつくる

(4)にんじんとりんごを加える
にんじんとりんごを加えてゴムベラでざっと混ぜる。

にんじんとりんごを加える
にんじんとりんごを加える

(5)粉類を加える
全粒粉、ベーキングパウダー、シナモンパウダー、塩を合わせてふるい入れ、混ぜ合わせる。

粉類を加える
粉類を加える

(6)混ぜる
粉気がなくなる直前にクランベリーとクルミを加え、粉気がなくなる程度に混ぜる。

混ぜる
混ぜる

(7)型に入れる
マフィン型に5等分して入れる。ディッシャー(ここでは45ml容量のもの)を使うとやりやすい。

型に入れる
型に入れる

(8)オーブンで焼く
トッピングの材料を混ぜ合わせてのせ、190℃のオーブンで22~23分焼く。竹串を刺して生地がつかなければ焼き上がり。網にのせて冷ます。

オーブンで焼く
オーブンで焼く
完成
完成

――教える人

「原 亜樹子 菓子文化研究家」

米国高校へ留学・卒業後、東京外国語大学へ進学し、食をテーマに文化人類学を学ぶ。国家公務員として特許庁で勤めた後、菓子文化研究家へ転身。『アメリカ郷土菓子』(パルコ出版)、『シートケーキとレイヤーケーキ』(東京書籍)ほか、アメリカの食に関する著書多数。


文:松原京子 写真:木村拓

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