志望校合格のカギ? 子どもの「試験中のケアレスミス」を防ぐコツ3つ

【ママからのご相談】

受験直前、娘は毎日塾に通って勉強していますが、なかなか偏差値が伸びていきません。

解答を見てみたら、やり方は分かっているのに、最後の最後で計算を間違えたり、単位を間違えたりと、ミスをしてしまって得点につながっていないことがわかりました。

気をつけるように何度も注意しているのですが、直りません。何かいい方法はありませんか。

●A. 「ミスに気をつけなさい」と言うだけでは直らない!

ご相談いただきありがとうございます。教育コンサルタントの佐々木です。

分かっているのにミスをしてしまうのは、せっかくの勉強が得点につながらず、もったいないですよね。

そこで気をつけなければいけないのは、「ちゃんとやりなさい」と言っても子どもには伝わらないということです。

「ちゃんと」という言葉は非常にあいまいで、子どもにとっての「ちゃんと」と、大人の思う「ちゃんと」の基準は、だいたいズレています 。

ミスを減らすためには、もうすこし具体的な対策を考え、実行してみる必要があります。

「ミスをなくす」と一言にいっても、ミスの種類はさまざまです。そこで、よくあるケアレスミスの例と対策をご紹介します。

●試験中のケアレスミスを防ぐ習慣3つ

●(1)問題文にしるしをつける

最初に考えられるのは、問題の読み間違い です。

例えば、“m”で答えるべき問題を“cm”で書いていたり、「なぜですか」と聞かれているのに、「~からです」ではなく「~です」と答えているなど。

正解に近い解答をかけたのにバツになっているならば、読み間違いの可能性が高いです。

この場合、問題を最後まで読んでいなかったり、細部まで見ずに思い込んでいることが多いので、問題で問われていることにしるしをつけ、注意することで防げます。

●(2)批判的な目で見る

ミスが多い子は、問題を解き終わったときに「これで大丈夫」と楽観的に考えています。

人間である以上、誰だってミスをしてしまうもの。見直しの際には、「なにかミスがあるはずだ」と批判的な目で見てみましょう。

あるいはほかの誰かになって間違い探しをするつもりで見る ようにすると、ミスを発見しやすくなります。

●(3)ふせんに書いておく

付箋紙を用意して、勉強でケアレスミスをした際に、どんなミスをしたかを付箋に書いてノートに貼っておきましょう。

こうすることで、いつも問題を読み違えるとか、単位が書いていないとか、漢字のハネがないとか、自分のケアレスミスの傾向を知ることができます。

さらに、試験の前など、大切なときにその付箋をはがして一枚の紙などに貼りつければ、オリジナルのミスチェックシートになります 。

ミスで失点しているということは、理解はできている証拠です。逆に言えば、ミスが減れば、全教科において得点がアップする可能性が高いです。

お子さんのミスの原因がどこにあるのかを分析して、対策を考えてみてください。

【参考文献】

・『テストの花道流 夢がかなう人の勉強術』NHK「テストの花道」制作チーム・著

●ライター/佐々木恵(教育コンサルタント)

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