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人気エディター・川口ゆかりの「ふたり暮らしのおしゃれレシピ」第72回「心ときめくクリスマスのつくり方」

  • 2023.11.25

東京は11月半ばに入ってぐっと冷え込み、一気に冬がやってきましたね。街中のショーウィンドウも流れている音楽もクリスマスムード一色に。かくいうわが家も例に漏れず。毎年10月31日の夜、ハロウィンの装飾を片付けながらクリスマスツリーを出すのが恒例になっています。年末の慌ただしさが始まる前に、ハッピーな気分を少しでも長く楽しみたいので♡

大切にしたい! ハワイで購入したオーナメント

160cmほどのクリスマスツリーには、ウクレレを弾いたサンタクロースやビーチサンダル、ハワイアンキルトのブーツなど。ひとつひとつ丁寧に作られたハワイらしいオーナメントを飾って、一年で最も幸せが訪れる季節を賑やかに彩ります。おしゃれでゴージャスなクリスマスツリーというより、ホッと心が温まるといった感じでしょうか。もう何十年も前にハワイで購入したオーナメントですが、なんだか愛着があって。20年以上経った今でも大切に使っています。

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そんなオーナメントのなかに、カリグラフィー講師の友人が描いてくれたサンタクロースへの手紙をこっそり忍ばせて。今年はどんなストーリーが待っているのだろうと胸を躍らせながら、クリスマス当日を待ちわびるのです。こんな遊びゴコロも、きっとホリデーシーズンならではの楽しみ方!

迷子になりがちなオーナメントの収納法とは?

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繊細なオーナメントだからこそ、割ってしまったり、なくしてしまうことはありませんか? ある時、ふと思い立って、ギフトでいただいた「ザ・ペニンシュラ東京」のクリスマスハンパーBOXに入れてみたら、驚くほどぴったりとはまって。まさにシンデレラフィット! 美味しくいただいた後の空き箱が有効利用できるなんて、無駄がないし、環境にもやさしい。最高でしょう? ここに収納するようになってからというもの、割ってしまったり、なくしてしまうことはほとんどなくなりました。

毎年、この季節に〝お久しぶり~″とBOXを開けると、いつものメンバーが顔を出します。〝待っていたよ、さぁ早く飾って″と話しかけられているかのよう。

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何より、このBOXが素晴らしいのは収納だけでなく、おしゃれなディスプレイとしても使えるところ。クリスマスツリーの足元に置けば、見せたくない部分が隠せて、1度に2度も3度もおいしいのです。

すぐマネできる! オーナメントを活用するアイデア

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オーナメントをクリスマスツリーに飾るだけ? そんなのもったいない。実は、さまざまなシーンに使えるんですよ。例えば、ティーポットの蓋に添えてみる。これだけで、季節感たっぷりのおもてなしに早変わり。

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またある時は、メニュー表の上にペーパーウエイトのように添えたり、ナプキンホルダーとして使うのもひとつのアイデアです。ワインボトルにネックレスの用にさげるのもいいかも。ファッションと同じように、たくさんお金を使ってあれこれ買い揃えるだけが素敵でもなくて、あるものや大切にしてきたものを工夫して、自分らしく使ってみる。その方がワクワクするし、私は好きです。

ときめきを運ぶ、アスティエで特別なクリスマスディナー

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素朴な風合いと洗練されたデザインにファンの多い、アスティエ・ド・ヴィラットの食器。わが家ではわりとデイリーに愛用していますが、クリスマス当日は自宅にあるアスティエを総動員させて、年に一度の特別なディナーを楽しみます。ここにもオーナメントが大活躍。中央にディスプレイするように飾るだけで一気に華やいで、テーブルに高揚感が生まれます。

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テーブルをうまくまとめるコツは、テーマカラーを決めること。クリスマスだからといって赤や緑を多用すると幼くなりがち。そんな時は、潔く白をメインにしてみる。こうすることで、ぐっと大人っぽい雰囲気に近づくんです。この日は、アンティークやウッドプレートで温かみのあるテーブルに。

コロナ禍を経て、久しぶりのクリスマス。さて、今年はどうする? 早くも胸が高鳴ります。

いままで以上に思い出深い一日にするために、さぁ、とびきりの準備を始めましょう。

※この記事は2023年11月25日時点のものです。

写真・構成/川口ゆかり

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