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シメジの冷凍方法は?種類や選び方や栄養も【専門家監修】

  • 2023.11.25
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クセの少ないシメジは、味噌汁、炒め物、煮物、鍋物、炊き込みご飯など、さまざまな料理に使いやすいきのこ。1年中安価で入手しやすく、栄養価も高いので、積極的に活用したい食材です。大量入手して使い切れないときは、風味が落ちる前に冷凍するのがおすすめ。この記事ではシメジの冷凍保存の方法、選び方、栄養価などを紹介します。

【特徴】人工栽培のブナシメジが一般的。天然物の本シメジは高級品

シメジはシメジ科のきのこの一種で、「ブナシメジ」や「本シメジ」などがあります。シメジは北半球の温帯以北の森林に分布しており、日本にも古くから自生。しかし長い間食用とされず、ブナシメジの人工栽培が始まった1970年以降に普及していきました。

・シメジの主な種類

■ブナシメジ

名前の由来は、ブナの倒木に生えることから。大半が人工栽培で、1年通して安定して流通しています。クセが少なく、歯ごたえの良さが特徴。近年ではぷるんとした食感の、真っ白なブナシメジも流通しています。天然物のブナシメジは長野県などの栽培地で旬の9〜11月ごろにわずかに出回る希少品です。

■本シメジ

軸が太く、長さ10cm程度の大きなシメジで、旨み成分が豊富。アカマツなどの根元に自生しており、天然物は旬の9〜11月ごろにわずかしか出回らない高級品です。近年は京都府などで人工栽培に成功し、店頭で見られることも。ことわざの「香りはマツタケ、味はシメジ」の「シメジ」は本シメジを指します。

現在「シメジ」と呼ぶときは、流通量が多い人工栽培のブナシメジを指すことが一般的です。以降、本記事での「シメジ」は「ブナシメジ」を指します。

【選び方】かさは小ぶりで密集し、軸は短めで根元のふっくらしたもの

シメジのチェックポイントは「かさ」と「軸」です。

かさは小ぶりで開きすぎず、密集しているものが良品です。色の濃淡は栽培環境の違いによるものなので、気にしないでOK。ただし、かさの裏側のひだが変色しているものは避けましょう。

軸は長すぎず、根元がふっくらしているものを。ハリと弾力があり、しっかりしているものを選びましょう。

【保存】冷凍で旨みがアップ。すぐに使わなければ冷凍を

購入時のパックが未開封ならパックごと保存できます。開封後や使いかけのものは、石づきを付けたままペーパータオルで包んでから保存袋に入れて。どちらも冷蔵庫の野菜室で保存し、2〜3日を目安に使い切りましょう。

それ以上長く保存したい場合は冷凍がおすすめ。シメジは冷凍することで旨みがアップします。

石づきをカットして小房にほぐし、冷凍用保存袋に平らに入れて冷凍を。約1カ月保存可能です。

使うときは凍ったまま鍋やフライパンに加えて加熱を。炒め物や味噌汁など、いろいろな料理に活用しましょう。

【栄養・効果】水溶性食物繊維が豊富。煮汁ごと取り入れて

シメジ(ブナシメジ/生)の可食部100gあたりのエネルギーは26kcal。

腸内環境を整えて便秘予防に役立つ食物繊維、体内の余分なナトリウムを排出して高血圧予防に役立つカリウム、三大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)の代謝を助けるビタミンB群、カルシウムの吸収を助けるビタミンDなどを豊富に含んでいます。

水溶性食物繊維の一種であるβグルカンは、免疫機能を高める作用、血圧やコレステロール値を下げる作用、整腸作用などが期待できます。水に溶けやすい水溶性なので、味噌汁や炊き込みご飯などで効率よく摂取しましょう。

【食べ方】水洗いしないでOK。いろいろな料理に使いやすい

シメジは食感が良くクセが少ないので、味噌汁、炒め物、煮物、鍋物、炊き込みご飯など、いろいろな料理に使えます。

シメジは水洗いすると風味や栄養素が流れてしまうので、そのまま調理してOK。汚れが気になる場合は、ペーパータオルで拭き取りましょう。

シメジは生食すると食中毒やアレルギーを発症する恐れがあるので、必ず加熱調理してくださいね。

レシピ開発だけでなく、コーディネートや撮影、編集、栄養アドバイスまで手がける食のプロ集団。健康・美容・介護食・離乳食などの専門レシピまであらゆるカテゴリーに対応。監修や編集を手がけた書籍は約100冊にも及ぶ。

栄養監修:内山由香

「食のスタジオ」管理栄養士、フードコーディネーター。女子栄養大学卒業後、食のスタジオにてレシピ開発、料理撮影、栄養計算等の業務を担当。作りやすく、子どもから高齢者まで食べやすい家庭的な料理やつくりおきレシピが得意で、忙しい人でも身近な食材で簡単に作れるレシピを多く開発している。『しっかり食べてきれいになる たんぱく質のつくりおき&らく旨おかず』『組み合わせ自由自在つくりおきシリーズ』(西東社)『朝10分!中高生のラクチン弁当320』(学研プラス)など著書多数。

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