【薩摩川内市・甑島】美味しい！楽しい！癒される！家族で「甑島」1泊2日の旅に行ってきた！

1泊2日の甑島旅へ

11月4日・5日の1泊2日で、家族で甑島旅行に行ってきました！

私の地元は薩摩川内市なのですが、実は甑島へ行くのは初。 なんなら船なんて桜島フェリーしか乗ったことがなかったので期待も高まりました！ 今回はそんな甑島旅の様子をお伝えします。

1日目 川内港から高速船で→里港へ

川内港の無料駐車場に車を停め、8：50に港を出発！ 人生初の50分の船旅は、実はまぁまぁな船酔いに見舞われまして…行きは辛かったです。

(※行きで船酔いを学んだので、帰りは船の地下にある土足厳禁スペースでゆったりしながら過ごしたら、全く酔いませんでした、カーペットもあるのでお子様連れにオススメ！)

里港→創夢レンタリース→断崖クルーズへ！

9：40頃に里港に到着。 レンタカーを創夢レンタリースさんに予約していたので、里港まで迎えに来てくださっていました。 (ちなみに甑島は狭い道が多いので軽自動車がオススメとのこと)

その後レンタカーで断崖クルーズができる観光船かのこの乗り場へ移動。

創夢レンタリース 住所：鹿児島県薩摩川内市里町里1631-1 電話番号：09969-3-2550

観光船かのこ、断崖クルージング

小さい船に乗るのも初めての我が家はドキドキワクワク。

橋の下からの眺めも堪能できたり、ところどころで船内から降りて船外で風景を楽しめる時間もあったのでとても楽しかったです。

▲クジラに見える！

様々な断崖から、自然の偉大さ、歴史をひしひしと感じました。

観光船かのこ 住所：鹿児島県薩摩川内市上甑町中甑383-3 電話番号：09969-2-1150 https://twitter.com/kanoko_info

甑島の全てが詰まっている？絶品断崖バーガー！

断崖クルーズ後、乗り場を降りてすぐの「コシキテラス」さんでランチ。

▲観光船かのこのチケット売り場も併設

まずレジで注文、お会計を済ませてから席へ着くシステム。 メニューはこちら▼

店内はすぐ横が海ということもあり、雰囲気抜群。木造りの感じもとても素敵です。

そしてオーダーした断崖バーガーがやってきました。

甑島名物のキビナゴのフリット、タカエビと白身魚のフライなどを使用した、ここだけでしか食べられないとても貴重なハンバーガー。

食感も味も色々。ソースも美味しくてあっという間にペロリ。とてもオススメなハンバーガー！！

▲左：島アロエソーダ、右：木のスカッシュもオススメ！

▲お子様ランチやうどんなどもあります！

コシキテラス 住所：鹿児島県薩摩川内市上甑町中甑383-3 電話番号：09969-2-0525 https://island-ecs.jp/koshikiterrace/

長目の浜展望所（長目の浜散策）→田之尻展望所

満腹になったところで、車を走らせ、長目の浜展望所へ！

長目の浜は甑島を代表する景勝地。砂州が4㎞にも及びます。

▲長目の浜

その長目の浜の長さがよく分かるのが、田之尻展望所▼

田之尻展望所は長目の浜の全景を見下ろすことができるのでとてもオススメ！ ちなみに長目の浜の由来は、第2代薩摩藩主・島津光久が「眺めの浜」と景観を褒めたことが由来なのだそう。

甑大明神橋→鹿の子大橋→甑大橋で橋を堪能する！

その後は私の大好きな橋三昧コース！まずは全長420ｍの甑大明神橋へ。

私が今回の旅で一番好きだった甑大明神橋！ 上甑島側のたもとには甑の形をした大岩（甑大名神）が祭られているので甑島の島名発祥の地と伝えられています。

そしてこちらはアーチが特徴的な鹿の子大橋▼

海峡の波をイメージしたアーチ橋。全長240ｍ。上から撮っても、下から撮ってもステキです。

そしていよいよお待ちかねの！甑大橋へ！！！！

テレビや雑誌で見て、ずっと渡ってみたいと思っていた橋。 2020年開通、県内で一番長い橋（1533ｍ）

あまりの嬉しさに、思わず笑顔になりました(笑) 断崖クルーズの際に、船から見上げた甑大橋もステキだったのですが、実際に橋を通ってみると、それはそれは大感動！

何度通っても飽きませんし、通るたびに写真や動画を撮ってしまう、とても魅力的な橋です！！

宿泊先はフジヤホステル

16：00頃、宿泊先のフジヤホステルさんにチェックイン！ 外にはハンモックがありました。

フジヤホステルさんの特徴は、他の宿泊者との共有スペースがあること！ （リビング、トイレ、洗面所、シャワールームが共有）

▲共有リビング（芋焼酎が飲み放題！）

そんなこんなで、部屋でゆっくりしつつ、お待ちかねの夕食。（朝夕2食付にしました） お刺身や、海鮮パエリアなどどれも絶品。満足、満腹で幸せ！

1日目の旅を振り返りつつ、この日は早々に就寝。 言わずもがな、家族で爆睡でした。

フジヤホステル 住所：鹿児島県薩摩川内市里町172 電話番号：070-2385-3663 https://fujiya-hostel.jp

2日目は椿油搾りや迫力の瀬尾観音三滝 タカエビ定食に舌鼓！

旅2日目の朝はフジヤホステルさんの朝食からスタート。 お豆腐で有名な山下商店さんのお豆腐御前的朝ご飯。

大豆の入ったご飯、ざる豆腐、豆乳などどれも絶品！ 子供たちも即完食。「美味しすぎる～！」と7歳の娘。

その後、フジヤホステルさんに別れを告げ、次の目的地へ。

こちらは、青瀬地区コミュニティセンター。椿油搾りが体験できます！ （要予約・青瀬地区コミュニティ協議会主催）

▲道具一式

まず、椿の種を割って、実を取り出します。 そしてそれをすり鉢に入れ、細かくなるまでつぶします。

そして、すり潰した実をガーゼに入れ、蒸し器で17分間蒸します。 17分後、蒸した後のガーゼを搾ると…

椿油が出てきました！！すごーい！

蒸している間に、椿油使用のアヒージョを作ってくださったり、搾り切ったあとの椿の実の活用法なども教えてくださったりと、子供たちだけではなく、大人の私たちもとても勉強になりました。

貴重な体験をありがとうございました。

青瀬地区コミュニティーセンター （青瀬地区コミュニティ協議会） 住所：鹿児島県薩摩川内市下甑町青瀬642 電話番号：09969-5-0952

その後、近くにある、私の大大大好きな「滝」見学。

圧巻のこちらの滝は、瀬尾観音三滝！ 55ｍの高所から三段で落ちてくる珍しい滝。周辺にはキャンプ場、バンガローなどがあり、憩いの場となっているのだそう。

マイナスイオンに癒された後は、下甑郷土館へ立ち寄り、

お待ちかねのランチ場所へ！！

喫茶くるみのタカエビフライがプリップリ！

この日のランチは長浜港に併設されている「喫茶くるみ」さん。 テイクアウトできるソフトクリームなどの販売もあるので、船待ちの際にも利用しやすいですよ。

メニューはこちら▼(一部抜粋)

大人気の「タカエビフライ」が入っている定食は予約がお勧めと聞いていたので、事前に甑定食と、ミックスフライ定食を予約していました。

そしてこちらが名物の、1日5食限定の甑定食▼

甑島産天然タカエビフライが贅沢に3尾も食べられる最高な定食。 エビの旨味がギュギュっと詰まったタカエビフライは、プリップリというかもはやブリッブリ。甘みも感じる最高に美味しい一品！

そしてこちらは一番人気のミックスフライ定食▼

タカエビフライ1尾、唐揚げ2ケ、ヒレカツ1ケのボリューム満点な定食は、子供たちとシェアしてやっと完食したほど大満足な量。

甑定食もミックスフライ定食もタカエビフライが食べられるのでかなりオススメ！

お腹いっぱいになったあとは、甑大橋を一望できるという、鳥ノ巣展望所へ。

改めて、甑大橋の長さに大感動！ この橋を昨日車で渡ったんだよ～と子供たちと会話しつつ、旅の思い出を振り返りました。

喫茶くるみ 住所：鹿児島県薩摩川内市下甑町長浜12 電話番号：09969-5-1012

ジェルキャンドル作り体験！

その後、娘がこの旅で最も楽しみにしていた、ジェルキャンドル作り体験へ。 お世話になったのはギャラリーヒラミネさん。

それぞれ自分の容器に、甑島でとれた貝殻やシーグラスなどを入れ、 (センスが問われる瞬間です)笑

ジェルをそーっと流し込みます！

その後、ジェルが固まるまで待って完成！

(ジェルの色は4種類あります)

とにかくキレイなジェルキャンドル。これを見るたびに子供たちが旅を思い出してくれたらいいなぁ。

大人の私たちも夢中になれる、とても楽しい体験でした。

▲ジェルが固まるまでの間にキーホルダー作りもさせてくださいました。

ギャラリーヒラミネ 住所：鹿児島県薩摩川内市里町里3248 電話番号：09969-3-2600

里麓武家屋敷通り→亀城跡

いよいよ旅も終盤。里麓武家屋敷通りを散策！

丸い石を丹念に積み上げた玉石垣が趣があってかなり良い！！！

この石を人の力で積み上げたのか…と思うと衝撃的。 昔の人々の力強さも感じられるし、どこを撮ってもいい感じになるので写真スポットとしてもオススメです！

そして近くの亀城跡にも立ち寄りました。

亀城跡は、私はなんだかスピリチュアルな感じを受けて、心がザワザワしたのですが、展望所からは里町を一望できるのでとても心地よい気分になります。

旅の〆にピッタリな風景が見られて幸せ…！ あぁ、心が洗われた気分。

亀城跡 鹿児島県薩摩川内市里町里1683

甑島、最高！

帰りの船の時間（16：30発）が近づいてきたので、レンタカーを返却し、里港へ移動。 待ち時間中に里港内にあるお土産屋さんを物色しました。

椿油搾り体験先で、椿油使用のバスエッセンスを知った私は、早速お土産に購入。 これ、とってもいい匂いだしツルツルになるしでかなりオススメです！

そんなこんなで帰りの船はあっという間。17：20に川内港に着くころには、すっかり夕方でした。 正直、船酔いをしたときはどうなることかと不安だらけでしたが、いざ甑島を去ってみると、どこか寂しい気分になりました。

人も、風景も、食べ物も、どれをとっても優しくて癒される。 そんな甑島が大好きになった旅でした！