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贈り物でラブラブ復活!? 夫婦仲を取り戻す「愛の伝え方」5つ

  • 2016.1.19
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こんにちは、カウンセラーの赤井理香です。

日本人の離婚数は年々増えており、婚姻数と離婚数を比較すると、3組のうち1組が離婚 しているという計算になります。

離婚の原因としては、金銭や異性関係の問題を上回り、夫婦ともに、一位は『性格の不一致 』だそうです。

性格の不一致というと随分漠然とした表現ですが、人の性格が突然変わることはまれです。

愛を感じられなくなったときに、今までも異なっていたはずの性格の“合わない部分”がクローズアップしていき、苦痛になっていくのではないでしょうか。

相手が受け取れる『愛の言葉』と、自分が伝えている『愛の言葉』。

そこにズレがあると、いくら尽くしても相手は不満を感じることになります。

今回は、ゲーリー・チャップマン著『愛を伝える5つの方法』から、自分や夫(妻)が、どんな方法で愛を伝えてもらいたがっているかを探りましょう。

●愛を伝えるための5つの方法がある

人によって、欲している『愛の言語』は異なります。

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愛の感情的欲求が満たされなければ、心の健康を手に入れることはできません。多くの既婚者たちが、配偶者からの優しさと愛情を感じたいと切望しています。私たちは、夫や妻が私たちを受け入れてくれ、愛してくれ、私たちの幸せに気を配っていると確信した時に、安心するのです。

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本書の中でゲーリーは、感情的欲求を満たすための5つの愛の言語があると記しています。

その5つのうちの、一番自分や相手が欲している形での愛情表現を『愛の一次言語』 と呼び、それでしか満たされない愛のタンクがあるのだそうです。

本の中では、夫婦の行き違いの例が数多く出てくるのですが、よくある、「これだけやっているのになぜ相手は不満なのだろう……」という疑問は、この愛の言語を学ぶことでかなり解決されるのではないかと感じました。

それでは、どんな愛の言語があるのか、次から5つの言語について見ていきましょう。

●(1)肯定的な言葉

褒め言葉、認める言葉、好意的な言葉、励まし言葉、感謝の言葉など、言葉によって愛を感じる方は、この“肯定的な言葉 ”が『愛の一次言語』である可能性が高いそうです。

夫や妻の一次言語が”肯定的な言葉”の場合は、相手の良いところを具体的にリストアップし、毎日褒めることをすすめています。

●(2)クオリティ・タイム

自分に関心を寄せてほしい、一緒にいろいろなことをしたい、自分のために時間を作ってほしいと強く感じる方は、“クオリティ・タイム ”が『愛の一次言語』である可能性が高いそうです。

夫や妻の一次言語が”クオリティ・タイム”の場合は、相手と散歩や食事に出かけ、相手に注目して話を聞いたり、一緒に楽しんだりする時間を定期的に持つことをすすめています。

●(3)贈り物

贈り物をもらうと幸せを感じる、贈り物の内容よりも相手が選んでくれたことで愛情を感じる、大切な人には贈り物をしたいと、感じる方は、”贈り物 ”が『愛の一次言語』である可能性が高いそうです。

夫や妻の一次言語が”贈り物”の場合は、感謝の気持ちをプレゼントで伝えたり、内緒でキャンディーなどの小さなプレゼントを用意しておくなど、定期的に贈り物をすると良いそうです。

庭で摘んだお花や手作りのカードなど、金額に関わらず、”贈り物をする”という行為で愛を伝えることをすすめています。

●(4)サービス行為

世話をしてもらうのが好き、自分のために家事をしてくれると愛を感じる、相手に愛を伝えるために尽くしたくなるという方は、”サービス行為 ”が『愛の一次言語』である可能性が高いそうです。

夫や妻の一次言語が“サービス行為”の場合は、過去に相手が口にしたリクエストに応えたり、庭の手入れや料理など、相手が喜ぶサービス行為をすることをすすめています。

●(5)身体的なタッチ

背中や頭を撫でられたりマッサージされるのが好き、好きな人とはくっつたり手をつないだりしたい、と感じる方は、“身体的なタッチ ”が愛の一次言語である可能性が高いそうです。

夫や妻の一次言語が“身体的なタッチ”の場合は、こった料理を作ったり、部屋を完璧に整えることに時間を使って一緒にいる時間が減るよりも、ゆっくり寄り添い、スキンシップをする時間を作ることをすすめています。

●相手を理解することからはじめる

自分や相手が、どんな形での愛情を欲しているのか を知ることが、夫婦仲を円滑にする第一歩になります。

この『5つの言語』を知ることで、理解が容易になると感じました。

筆者も、この本を読んで親子間も含め、家族に伝えていた愛の表現が、相手が欲していたものではなく、自分が欲していた表現であったことに気づきました。

これからは、相手が欲している表現で伝えるように心がけようと思います。

皆さんも、まずは自分や相手がどんな表現を欲しているかを知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

【参考文献】

・『愛を伝える5つの方法』ゲーリー・チャップマン・著

●ライター/赤井理香(働くママ応援家)

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