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我慢してたけど生理痛が悪化!?不安を解消すべく婦人科を受診したら…→判明した疾患とは【医師監修】

  • 2023.11.24
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周囲の人に相談しづらい婦人科系の悩み。 婦人科を受診するのにも、抵抗がある方も多いのではないでしょうか? そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一 1964年生まれ。 福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。 新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。

Tさんの場合……

元々生理不順があって経血量も多く、生理前に怒りっぽくなるPMSのような症状もありましたが「こんなものだろう」と我慢していました。 しかし、今年に入ってから生理1週間前から捻れるような酷い断続的な痛みがあり、生理痛も悪化。 さらに、生理前の精神状態も乱れているように思えたので、不安を解消しておきたくて婦人科を受診しました。

病院を受診して判明した結果とは?

血液検査の結果、ヘモグロビンの数値が低いことと、フェリチンの数値が1桁であることが判明し「鉄欠乏性貧血」と診断されました。 さらに、MRI検査によって子宮と腸が癒着して曲がっていることがわかり「子宮内膜症」との診断もされます。 Tさんは、鉄剤とピルを処方されました。 鉄剤は過剰摂取や副作用が心配でしたが、2ヶ月ほど服用し、ほぼ副作用はないようです。

少しでも違和感を抱いたら……

生理前と生理中の心身の不調は「鉄欠乏性貧血」と「子宮内膜症」が原因だったというTさん。 不調がある方は受診してみると安心かもしれませんね。 ※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。 今回は「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」のクイズをお届けしました。 ※監修医:ひなたクリニック院長、三橋 裕一 ※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。 ※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 (MOREDOOR編集部)

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