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「相手の時間を奪う」大げさすぎると笑う遅刻魔の友人

  • 2023.11.24

主人公・ゆうこは、高校時代からの友人・みかの遅刻グセに悩まされています。何度も「遅刻するのがわかった時点で連絡して」と伝えても、みかは直りません。さらに、「イヤな気持ちになる」と伝えても反省してない様子。久しぶりにみかと電話で話をしたことで、ゆうこはある決心をします。著者・人間まおさんによる漫画作品『毎回遅刻してくる友人』をダイジェスト版でごらんください。

「相手の時間を奪う」は大げさ?

遊ぶ約束をするたびに、毎回遅刻する友人・みか。さらに、「遅れる」という連絡は、いつも待ち合わせ時間を過ぎてから。「もっと早く連絡をしてくれれば、ゆっくり準備したり、待っている間にできることがある」と伝えましたが、一向に改善しません。

「しばらく会わない」と告げ、距離をおいていた2人。久しぶりにみかから連絡が入り、「報告したいことがある」と言われ、電話で会話をしました。

すると最近、彼氏ができたと言うみか。ところが、彼氏は恋人がいるにも関わらず、合コンに行ってしまいます。いくら「やめてほしい」と伝えても、「仕事の付き合いだから仕方ない」と言い訳をし、改善しないことに悩んでいます。「大切にされていないようで悲しい」と話す、みか。

この話を聞いたゆうこは、彼氏の環境をガラリと変えるか、別れるかしか、解決策はないとアドバイスします。

「大切にしてない」のは友人も同じ

みかから「彼氏に大切にされていないようで悲しい」という話を聞いたゆうこ。それはまるで、「ゆうことみかの関係のようだ…」と感じました。

いくら注意しても、一向に改善しない遅刻グセ。いつも待たされるゆうこは、不満がたまっていました。そしてとうとう、「次はもうない」とキッパリと宣言します。

最後の最後に気付いたけど、もう手遅れ

遅刻をすることで「相手の時間を奪っている」ことに気付かず、さらに言われても軽く考えていたみか。改めて、遅刻をされると傷つくことを伝えます。すると、ようやく反省の色を見せたみか。ところが、もう手遅れです。ゆうこの「もう会わない」という気持ちは固まってしまいました。

本作では、「遅刻」に関する考え方の違いが、徐々に浮き彫りになります。気づくと、関係を修復できないほどの溝ができあがっていました。

いくら仲がいい友だちでも、待たされる側の気持ちをまったく理解しようとせず、反省もしない姿にはあきれてしまいますね。「時間を守る」ことは、最低限のルールです。また、たとえ遅刻してしまっても、きちんと相手に謝ることや早めに知らせることは非常に大切なことです。

大切な友人と長く付き合うためには、礼儀や気遣いが欠かせませんね。

著者:ももこ

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