これでストレスなし！野菜の皮むきの簡単な裏技3つ《里芋、トマト、にんにく編》

料理のなかでも面倒な作業である「皮むき」。料理は好きだけど、皮むきだけはイヤという人もいるのでは？そこで今回は、皮むきを簡単にする方法を紹介します。

皮むきが面倒な野菜といえば、イモ類。なかでも里芋は、土が落ちにくく、ひげ状のものがついていて、むきにくいですよね。しかも、ぬめりが出てきて手がかゆくなったり、すべって手を切りそうになったりと大変。

そんな手間や危険を回避する方法が、皮つきのままゆでること！

１. 里芋を流水で洗い、土や汚れを落とす

２. 両端のかたい部分を切り落とす

３. 鍋に水と里芋を入れて火にかける

４. 約15分ゆでる

５. 冷水にさらして冷まし、手で皮をむく

これだけで、かたかった皮がやわらかくなり、いとも簡単にはがれていきます！

実際にやってみると、おもしろいほど手でするするとむくことができました。今まで包丁で少し厚めにむいてしまっていたのがもったいなかったなとさえ感じたほど。

ゆで時間が足りないとむけないので、途中で1つ取り出してゆで加減を確認してください。

ちなみにこの方法はジャガイモにも使えます。どんな料理を作るかにもよりますが、うまく応用できるといいですね。

皮むきに手間がかかるだけでなく、においが手につくのも気になるにんにく。手を使わずにむく方法を紹介しましょう。

１. にんにく1玉分より少し大きいサイズの瓶を用意する

２. 先端の細長い部分をキッチンばさみで切り落とし、瓶の中に丸ごと入れてふたをする

３. 皮がむけるまで勢いよく瓶を振る

たったこれだけで、気持ちいいほど皮と中身がバラバラに！

鮮度を保つため、保存袋に入れて空気を抜き、冷蔵庫で保存しましょう。においが気になる場合は、袋を二重にするなど対策してください。皮むきに使った瓶に入れてもいいですね。

トマトの皮むきといえば湯むきが定番ですが、実はもっと手軽にむく方法があります。使うのは、なんとお箸だけ。

１. トマトの表面を箸でまんべんなくこする

２. 皮の表面全体に少しシワが出てきたら、へたを下にして、上部に包丁で十字の切り込みを入れる

３. 切れ目から手で皮をむいていく

びっくりするくらい皮がツーッとつながったまま取れていきます！

強くこすりすぎるとトマトがつぶれてしまうので力加減にちょっとコツが必要ですが、湯むきと違って加熱せずにむけるのが良い点です。へこみなどがあって変形している部分は、細かく丁寧にこすりましょう。

皮むきがすんなりできると、気分も上がるのは筆者だけでしょうか。どの方法も裏技っぽさがあり、楽しみながらできました。ぜひ一度試してみてくださいね。

（ライター／カフェくろねこ）