借金300万円をどう返済する?!...歓迎会の費用を立て替えたことがきっかけで借金地獄にハマった男の行く末

あなたはお金を借りすぎて借金地獄に陥ったことはありますか？今回は借金にまつわるエピソードについてfuelle編集部がアンケート調査しました。

たまたま大金が手に入ったことから、カードローンの泥沼にはまってしまいました。

社内の歓迎会の幹事を任され、約30万円の費用をクレジットカードで立て替えました。そのお金が会社から返ってきた時に、「これだけの金額があれば余裕で遊べる」と考え、高級食材や贅沢な食事を友人と楽しんだことが始まりでした。

30万円はあっという間に消えてしまいましたが、その後も私はクレジットカードを主要な支払い手段とするようになりました。

それからカードローンに手を出すようになるまでには、さほど時間は掛かりませんでした。カードを使うのは本当に簡単で、現実感が薄いため「自分にはお金があるんだ」という自分への誤解があったように思います。

ある日、信じられないほどの請求額を見て、頭が真っ白になりました。

「他社でクレジットカードを新しく作り、新幹線の切符を買って金券ショップで換金、得たお金で請求分を一旦返済する」という方法でしばらく誤魔化していたのですが、もちろんその方法ではローンを減らすことはできません。

最終的に借金総額は300万円。郵便受けは毎日請求書でいっぱいでした。その状況になってやっと現実が見え、返済手段を模索しました。

結局、組合のローンに借り換えて、給料から天引きする形で返済する道を選びました。現在も返済中で、来年やっと完済する予定です。

借金は心の隙間から生まれるもので、必要以上のお金は時には毒になるということを身をもって学びました。

(30代・男性)

今回は、借金にまつわる体験談についてまとめました。あなたの周りにも、こうした人がいるか考えてみてくださいね。

文・fuelle編集部