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派遣先の頼れるやさしい先輩→徐々に本性が露呈。実は粘着体質の面倒な人で【体験談】

  • 2023.11.23

出産後、専業主婦をしていましたが、子育てが少し落ち着いたため、派遣社員として仕事に復帰することになりました。希望条件にぴったりの派遣先で、仕事を教えてくれた先輩はとてもやさしく、仕事と家事に多忙ながらも充実した毎日でした。しかし、頼れる先輩の本性が徐々に露呈されていき……。今回はそんな面倒な先輩に関する体験談を紹介します。

条件ぴったりの職場へ派遣社員として就業

39歳で出産し、産後の体調が思わしくなかったこともあり、産前まで勤めていた会社を退職して専業主婦をしていました。子どもが幼稚園に入園すると、自分の時間が取れるようになったことや、何かと入り用が増えたこともあり、派遣社員として仕事復帰を決意!そして自分の条件に合った派遣先を紹介され、就業が決定しました。

派遣先は某企業の新しい部署の営業サポートです。部署が統合され、新部署として稼働することになっていましたが、前部署の業務を把握しているスタッフは2人だけで、それ以外は部署の立ち上げのために異動となったスタッフで、業務の理解度は私と同じくほぼ新人並みでした。

新部署の稼働のために、業務を知る2人が主導して全員に仕事を教えるといった状況。幸い前職で経験のある内容だったため、さほど手間取ることもなく、無事に仕事を進めることができました。

やさしい先輩が業務を教えてくれることに

私のOJT担当になったのは、5歳年上の先輩派遣社員の女性Aさん。統合前の前部署で、新部署でも担当する業務を3年ほど担当していたため、とても頼もしい存在でした。また、同じ派遣会社から派遣されていたということで、ロッカーや食堂の使い方、手荷物の管理についてなど、会社の基本的なことや細かいことに関しても教えてくれました。

しかし、1つ気になることがありました。トイレや昼休憩など、常にAさんが一緒についてくるのです。

最初は、慣れない私のためについてきてくれているのかしら、と思っていたのですが、業務の関係で昼休憩を先に取ろうとしたとき、「私も一緒に行くからちょっと待ってて!」と言われ、なぜかAさんを待つことに。その後も、帰りの駅までの道、ついには朝の通勤の時間まで合わせられてしまったのです。

そして、行動を共にするにつれて「あの社員さん、実は〇〇だからあまり話さないほうがいいよ」「あの社員さんは忙しそうにしてるけど全然仕事してないの」と同じ部署の社員さんの悪口を言い始めたのです。

挙句の果てには「関わるの面倒だから、仕事上は返事だけしといて、世間話も入らないほうがいいし、まして飲み会とかに誘われても行かないほうがいいよ!」と部署内の人間関係に口出しするようになってきました。

私が、部署の社員の方と和気あいあいとしていると、後からこそっと「何話してたの? あまり関わらないほうがいいよ!」と謎の忠告をしてくる始末。だんだんAさんの粘着体質にストレスを感じるようになり、派遣会社を通じて上司に相談することにしました。

Aさんと別業務になったものの…

派遣会社に、Aさんについて相談し、派遣会社の担当が部署の上司にそのことを報告。すると、なんと前部署でもAさんの粘着体質はひどかったそうで、特に正社員に対するコンプレックスからか、派遣社員は正社員と無駄に関わる必要はない! という感じらしく、そうしたAさんの考えに疲れて、数人の派遣社員が退社したことが発覚したのです。

上司は、私の就業状況に対しては評価をしてくれており、結局Aさんとは同じフロアですが、まったく関わりのない別業務に異動となりました。トイレや昼休憩などのタイミングも変わり、通勤時間の電車なども少しずらしたため、Aさんとは社内で顔を合わす程度に。

Aさんからはちょくちょくメールが来ていましたが、それもそっけなく返事をしたり、適当にかわしつつ勤務をし、子どもが小学校に上がるタイミングで、その派遣先とは契約を終了しました。そしてそれと同時にAさんのメールもブロック。

新しい就業先が決まり、勤務をスタートしたあるとき、送信者不明のメッセージがスマホに届きました。それは携帯電話番号を変えて、SMSでショートメッセージを送ってきたAさんだったのです。

私が退社後に、何度か連絡をしたが返事がなかった、部署が変わったのは私の指導が良くなかったからなのかずっと気になっていた、今は別の職場だけどまたランチとか買い物とか行きたい……。そういった文章がつづられています。

私は、心の中で「いいかげんにせい!!」とツッコミを入れつつ、Aさんの新しい携帯番号をブロック。メッセージも即座に削除したのです。

まとめ

派遣会社の担当スタッフいわく、私はAさんにとってなんでも言いやすい、お気に入りの存在だったのではないか、とのことでした。しかし、いい大人がすべてのタイミングで一緒に行動するような振る舞いは、若干気持ち悪いと感じてしまいました。

職場では適度な距離感を持って、ストレスなしに勤務ができればいい、そう思った体験でした。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:IWON

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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