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好きと依存の違いとは?診断方法や原因、克服方法まで

  • 2023.11.23
mamagirl

男性女性問わず、「気がつくと、好きな人に依存している」「やめたいと思っているのにやめられない」そんな思いから心が苦しくなっている人もいるでしょう。今回は恋人に依存していないかどうか見分けるポイントをご紹介。「推し」や片思い中の「好きな人」へも当てはまることがあるかもしれません。依存してしまう原因や抜け出す方法など、好きと依存の違いに関して解説していきます。

■恋愛における好きと依存の違いとは?
出典:PIXTA

好きとは、相手に心惹かれ大切に思うことです。「好きだからいっしょにいたい」「大切だからこそ相手の幸せを一番に願う」、これらを「好き」というのではないでしょうか。
それに対して依存とは、相手を好きすぎることで相手の存在に執着し、頼ってしまうこと。そのため、「ずっといっしょにいてほしい」といった自分の気持ちを押しつけてしまい、相手を思いやることができない行動が「依存」と呼ばれます。

■診断チェックリスト!好きと依存の違いを見分ける方法
出典:PIXTA

好きと依存は違うということがわかっていても、これが依存で本当は好きじゃないのか、それとも心底相手が「好き」なのか、わからない人も多いでしょう。こちらのチェックリストを参考に、好きな人に依存してる人の特徴を見分けてみてください。

<好きか依存か見分けるための診断チェックリスト>

・相手のことばかり考えてしまうかどうか

・常に相手のために予定を空けてしまうかどうか

・自分より相手を優先してしまうかどうか

・相手が自分の思い通りにならない場合イライラするかどうか

・相手からの完璧な愛情を求めてしまうかどうか

・離れているときに相手のことばかり気になるかどうか

・パートナーなしで生きていけないと思ったことがあるかどうか

・仕事や友達をないがしろにしてないかどうか

・パートナーに貢いでいないかどうか

ひとつずつ、詳しくみていきましょう。

・相手のことばかり考えてしまうかどうか

相手といっしょにいないとき、自分の時間が楽しめるのであれば「好き」の範囲内ですが、相手が何をしているのか気になってしまう場合は、「依存」しているかもしれません。

・常に相手のために予定を空けてしまうかどうか
出典:PIXTA

生活の中心が恋人になるため、相手の予定や気分が最優先!友達からの誘いを断って、まだ誘われていない恋人を優先してしまう。これは完全な「依存」でしょう。

・自分より相手を優先してしまうかどうか

対等な関係ではなく、相手の意見を優先したり、自分の意見が言えなかったりする場合は「依存」している状態です。「好き」ならば、相手と対等な関係を築けるはず。

・相手が自分の思い通りにならない場合イライラするかどうか

自分の要望に応えてくれなくても仕方ないと割り切れるのであれば「好き」。割り切れず、イライラしてしまうのであれば「依存」している可能性があります。

・相手からの完璧な愛情を求めてしまうかどうか

相手がいつでも100%の愛情を、しかも自分が納得いく形で与えてくれることを望む場合は「依存」傾向にあるかもしれません。「好き」であれば、相手の状況を思いやり、自分の思い通りにならなくてもひどく落ち込んだりましてや罵ったりすることはしないでしょう。

・離れているときに相手のことばかり気になるかどうか

常に相手の行動が知りたくなるのは「依存」の可能性あり!自分の時間が楽しめている人なら依存ではなく「好き」の状態といえるでしょう。

・パートナーなしで生きていけないと思ったことがあるかどうか

パートナーがいなくても1人で生きていけると思える人は「好き」の状態といえますが、「依存」してしまうと「この人がいないと生きていけない」と思ってしまいます。

・仕事や友達をないがしろにしてないかどうか

パートナーを優先するあまり、仕事や友達をないがしろにしてしまうのは「好き」ではなく「依存」している行動だといえるでしょう。

・パートナーに貢いでいないかどうか

お金で相手をつなぎ止めたいと思う気持ちは、「依存」であり、「好き」ではありません。高価なものをプレゼントしたり、食事をご馳走したりしてしまう人は、「依存」しているサインです。

■依存しやすい人の特徴は?
出典:PIXTA

ここからは、依存しやすい人とはどんな人なのかを紹介していきます。

<依存しやすい人の特徴>

・よく気が利く

・連絡がマメにないと落ち着かない

・友達が少ない

・熱中できるものがない

・寂しがり屋

・恋人中心の生活を送りがち

・パートナーについてなんでも知りたい

・感情表現が苦手

ひとつずつ、詳しくみていきましょう。

・よく気が利く

よく気が利く人は、相手の顔色をうかがったり、空気を読みすぎたりすることが日常的なため、依存体質になる危険性大。他人を優先することが習慣になり依存してしまうことが多いです。

・連絡がマメにないと落ち着かない

連絡がマメにないと落ち着かない人は、同時に「相手の行動を把握したい」という気持ちが働きます。恋人と常に連絡を取り合っていたい人は依存しやすいといえるでしょう。

・友達が少ない

友達が少ない人は、友達とでも楽しめるイベントでも、すべて恋人と過ごそうとします。そのため友達が少ない人は依存傾向にあります。

・熱中できるものがない

趣味などがない人は、自分の時間をすべて恋愛に捧げてしまいがち。熱中できるものがないことも依存しやすい特徴のひとつでしょう。

・寂しがり屋

1人でいるとき、孤独感に襲われてしまう寂しがり屋さん。1人の時間をうまく楽しめないことや、なんでも恋人とやりたがることから依存しやすいでしょう。

・恋人中心の生活を送りがち

生活の中で恋人が最優先になっているときは要注意!恋愛依存症の典型的な行動パターンです。

・パートナーについてなんでも知りたい

相手のことをすべて知りたいと思う気持ちは独占欲の現れ。独占欲は依存体質の人によくみられるので注意しましょう。

・感情表現が苦手

感情表現が苦手な人は、自分の気持ちをうまく相手に伝えられないため、なかなか自分の気持ちを理解してもらえない状態になってしまいます。そのため不安な気持ちが増してしまい、相手の気持ちを確かめようと依存してしまうのです。感情表現が得意でない人も依存しやすい人といえるでしょう。

■好きな人に依存してしまう原因
出典:PIXTA

依存の原因はどこにあるのでしょうか。考えられる要因をいくつかご紹介していきます。

<依存する原因>

・自分に自信がない

・ストレスを抱えている

・寂しい思いをした経験がある

ここから詳しくみていきましょう。

・自分に自信がない

性格や容姿に自信を持てずコンプレックスの多い人は、相手に嫌われてしまうかもしれないという不安から依存に繋がってしまうようです。

・ストレスを抱えている

日常的にストレスを多く抱えている人は、何かに依存しやすくなることがわかっています。ストレスは抱え込まず、発散する方法を見つけられるといいですね。

・寂しい思いをした経験がある

過去の寂しい記憶や経験など、心にぽっかりと空いてしまった穴を埋めるために、取った行動が依存に繋がることも。過去の辛い経験を二度と繰り返したくないという思いから、依存してしまう原因といえるでしょう。

■依存し続けるとどうなる?依存するデメリット
出典:PIXTA

依存し続けてしまうとどのようなデメリットがあるのでしょう。

<依存するデメリット>

・常に心が不安定

・パートナーに問題がある場合でも別れられなくなる

・友達が離れていく

詳しく解説していきます。

・常に心が不安定

相手の言動や行動で自分の心が大きく揺れてしまうため、情緒不安定になりがち。集中力がなくなったり、体調が悪くなったりと、普段の生活に悪い影響が出てしまうこともあります。

・パートナーに問題がある場合でも別れられなくなる

相手に問題があり、「別れた方が良い」とわかっていても、独り身になるのが怖くて別れられないケースもあります。周りからも別れをすすめられている場合、将来幸せになれない可能性が高いでしょう。

・友達が離れていく

恋人優先の日々を送っていると、自然と友達との間に距離が生まれてきます。友人関係が疎かになっているなら改善をした方が良いでしょう。

■依存してしまうのを克服する方法
出典:PIXTA

好きな人に依存するのをやめたい!と思ったら、まずここから変えていきましょう!

<依存の克服方法>

・パートナーに依存してしまう原因を見つける

・1人で過ごす時間を作る

・誰かに話を聞いてもらう

・パートナーと一定の距離を保つ

・パートナーにきちんと自分の気持ちを伝える

・自分を認めて大事にする

・人間関係を広げる

・目標や夢を持つ

ここから、細かくみていきましょう。

・パートナーに依存してしまう原因を見つける

何かトラウマがあって相手に依存してしまうのなら、その出来事と向き合うのも大切。どうしてこんなにも不安になるのか、相手なしではなぜ落ち着かないのか、気持ちを整理してみると改善策が見えてくるでしょう。

・1人で過ごす時間を作る

相手に会いたくても、ちょっと我慢して少しずつ自分1人の時間を作ってみましょう。そして好きなことをして過ごして、その時間を実のあるものにしてみてください。1人の時間を充実したものにできれば、孤独や不安に駆られることも少なくなっていくでしょう。自分のための時間を過ごすことが、精神的な自立へも繋がっていきます。

・誰かに話を聞いてもらう

恋愛依存中は、ネガティブな考えになりがち。第三者に話を聞いてもらうと、冷静な判断で話を聞いてもらえるでしょう。1人で悶々と考え込むよりも、友達など信頼できる人に話を聞いてもらうだけで心が軽くなることもあります。

・パートナーと一定の距離を保つ

パートナーといっしょにいる時間が長い場合、お互いに依存する「共依存状態」になっていることもあります。その場合、互いに自立することが必要になるため、一定の距離を保つことから心がけてみましょう。
共依存から解消されることで、本当に相手のことが好きなのか、もしくは好きじゃないのか気持ちがはっきりするかもしれません。

・パートナーにきちんと自分の気持ちを伝える

言いなりになることや我慢するのではなく、自分の気持ちを伝えることが信頼関係を築くための一歩です。少しずつでも自分の気持ちをパートナーへ伝えてみましょう。お互いの気持ちを言い合えるのが恋愛関係です。

・自分を認めて大事にする

自己肯定感を上げることも依存を克服するための方法です。自分の良いところを探して自分に自信を持ち、自分のことを大事にしましょう。

・人間関係を広げる
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友達と遊びに行ったり食事をしたりすることで、自分の世界が広がります。パートナーがいなくても楽しい時間を過ごせるという事実が、依存から抜け出すきっかけになるかもしれません。

・目標や夢を持つ

好きな人に合わせた将来ではなく、自分中心の目標や夢を持つことで前向きになり、依存を克服できることもあります。「好きじゃないのに依存しているがゆえに離れられない」なんてことがないように、自立していくことが大切です。

■依存してくる人への対処法
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もし依存される対象が自分だった場合、どう対処すればよいのか紹介していきます。

<依存してくる人への対処法>

・パートナーが熱中できることをいっしょに探す

・断るときは「無理!」ときっぱり断る

・愛情表現をこまめにする

・ときにはパートナーの言動を受け流す

詳しくみていきましょう。

・パートナーが熱中できることをいっしょに探す

趣味など、熱中できることが他に見つかれば依存度合いも低くなります。パートナーが熱中できることをいっしょに探し、ハマってくれれば依存されなくなるかもしれません。

・断るときは「無理!」ときっぱり断る

要求を受け入れ続けるのではなく、やめてもらいたいことがあるのならそれを伝えることも大切。ただし、喧嘩が起こりやすくならないためにも冷静に本心を伝えた方が良いでしょう。

・愛情表現をこまめにする
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愛情不足や不安から依存に至るケースもあるので、愛情表現をこまめにするのも効果的です。「大好き」やハグなど、わかりやすく表現するのがおすすめ。

・ときにはパートナーの言動を受け流す

すべてを受け止めるのはストレスになることも。相づちやスキンシップで対応し、受け流すスキルを身につけることも良い関係を続けていくための秘訣です。

■好きと依存の違いを認識して、幸せな恋愛をしよう

知恵袋では、「付き合ってないのに依存」や「元彼から依存」など、依存について悩んでいる人は多い様子。推しがいる人は、沼と依存の違いも調べてみるといいかもしれませんね。何ごとも、相手優先ではなく自分優先で!好きと依存は違うことを忘れないでください。自分を大切にし、幸せな恋愛をしましょう♡

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