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3人グループから少しずつ距離を置いたら、楽になった|友達だと思っているのは自分だけかもしれない

  • 2023.11.23

これは、作者・ゆいな(@yuina.kajima)さんが大学生のときのお話です。オリエンテーションをきっかけに行動を共にするようになった美姫と華。徐々に2人の行動にモヤモヤするようになりますが、ゆいなさんは2人と過ごす時間を楽しんでいました。しかし、そんなある日、2人が授業をサボってクレープを食べている姿を見てしまい…。『友達だと思っているのは自分だけかもしれない』第17話をごらんください。

話題のクレープ屋さんに、授業をサボって行っていた美姫と華。ゆいなさんは、誘われても行かなかったと自分でもわかっていましたが、3人で行けるときに行くことを選ばなかった2人にショックを受けたようです。いつも一緒にいるのに、あえてこのタイミングを選ぶというのはやはり悲しいですよね。

しかしクレープ事件をきっかけに、自分の気持ちに素直になったゆいなさん。以前より心が軽くなったかと思いきや、教職を一緒にとっている美姫から、完全にゆいなさん頼りな発言が。ゆいなさんの立場をまったく考えていないようにも見える発言です…。

大切なのは損得ではなく、誰とどう付き合いたいか

大学生になったばかりのゆいなさんは、学部内で1人でいることに危機感を覚えていました。そんなとき、オリエンテーションで高校の同級生・美姫と華に再会。ひとりぼっちを回避できたことに安堵(あんど)します。一緒に過ごす時間は楽しかったものの、徐々に2人はゆいなさんにノートを借りて授業をサボったり、急にランチをすっぽかしたりするように。ゆいなさんはモヤモヤを募らせていきました。

1人は心細いから友達と一緒に居たいと考えていたゆいなさんですが、それまで隠していた本音と向き合い、自分の気持ちに従って行動することにしました。相手との関係が友達といえるのか違和感を覚えたなら、ほどよく距離をとるのも大切かもしれません。

それぞれ価値観が違う人間関係の中で、自分は誰とどう過ごしたいのか。改めて考え直したくなる作品です。

著者:sa-i

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