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「あんたごときに〜w」セレブ親友にお金の価値観を諭すと飛び出た暴言とは<100万円を拾ったら>

  • 2024.1.24

夫と息子の3人家族のアカリさんは夫婦で定食屋を営んでいます。アカリさん宅で高校時代の親友2人、それぞれの子どもたちと一緒にBBQを開催。10年ぶりの再会に思い出話にも花を咲かせた後、BBQへ。アカリさんが用意していたレジャーシートを庭に広げると、何と100万円の札束が出てきて一同驚愕! 今はセレブ妻となったユキだけが驚くことなく、そのお金をもらえばと爆弾発言をしますが、アカリさんがレジャーシートを買ったリサイクル店に行くと言うとユキもついて来ると言い出します。翌日ユキとリサイクル店へ行き、店長に事情を話してレジャーシートの売り主にお金を返したいと伝えるも、手がかりはないとのこと。すると、またユキがお金をもらえばと言い出し、お金を返したいアカリさんとの口論に発展して……。

お金を自分のものにしないアカリさんの考えが気に入らず、苦労を貧乏話と言い、生き方を変えなよと見下した態度を取るユキ。ついには、セレブに対する貧乏人の嫉妬でしょと言う始末……。

話にならないとアカリさんがお店を引き上げ警察に行こうとすると、ユキはまた態度を一変させ警察に行ってみたいと言い、警察署までついて来ることに。アカリさんが警察で遺失物の手続きをすると窓口で拾得者の権利について説明を受け、もし持ち主が見つからなかった場合、100万円を受け取るかどうかの対応について尋ねられーー。

私はもうあんた達負け組と住む世界が違うの!

どうされますか?と問われ、しばらく考えてから、

「すべての権利を放棄します」

このお金は私のお金ではないからと断ったアカリさん。

警察署を出ると、後悔するんじゃない?意地張っちゃってさと嫌味を言われますが、お金は自分で稼ぐものと言い切り、真剣にお金のことを考えたらと返すとユキに爆笑されます。

そんなこと言われたの子どものとき以来だと笑い、「しかもアカリごときに〜」と言い放ったあとは、暴言のオンパレード。

「もう自分は住む世界が違い、100万程度で左右される人間ではない」

「負け組の生活という面白いモノが見れた」

「100万拾う面白イベントでお腹いっぱい」

それを聞いたアカリさんは我慢の限界に達し、ブチ切れます。

「本気でそんなこと思ってんの!?」

見せたことのない怒りの表情でユキに投げかけますが、さっとタクシーに乗り込みもう二度と会うことはないと言い逃げ。アカリさんは学生時代からの親友を1人失うことになるのでしたーー。

◇ ◇ ◇

今回のBBQは、ユキがSNSでアカリさんのお店を見つけたことが始まり。

「急に会いたくなって」とユキは言っていましたが、本音は金持ちとなった自分がアカリさんやフミエの負け組(一般人)の生活の話を聞いて、優越感に浸りたかっただけということなのでしょうか。

多かれ少なかれ、人は他人と自分を比べてしまうもの。でも、こんなに正面切って人を見下す態度や発言をしていると、いつか自分に大きなしっぺ返しが来るはずです。ユキには今一度自身の考えを改めてもらいたいですよね。


著者:マンガ家・イラストレーター くまお

ベビーカレンダー編集部

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