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【裏の顔にゾッ!】ご近所さん「新築に引っ越す? いいわねぇ♡」→ 翌日、玄関ドアを開けた瞬間!?

  • 2023.11.22

自分にそんな気はなくても、人に妬まれてしまうことってありますよね。今回は思ってもみなかったことで人に妬まれてしまった私の知人、Mさんから話を聞きました。

画像: ftnews.jp

夢のマイホームを購入

Mさんは当時結婚10年目。旦那さんと小学生の子どもと3人でずっと賃貸マンションで暮らしていましたが、この度晴れて隣町に一戸建てを建てることになりました。

「そういう訳で、家が完成したらここを引っ越すことになると思います」
Mさんはマンションで親しくしていた他の奥さんたちにそう報告しました。

「新築なんてうらやましいわあ」
特に親しくしていた、隣りの家の奥さんが言いました。
「完成したら遊びに行くわね!」
「うん、ぜひ来てほしいわ!」
皆口々に祝福をしてくれて、その日はMさんの新しい家の話でワイワイと盛り上がりました。

家の前にゴミが……

しかしその翌日から、何者かによるMさん家への嫌がらせが始まったのです。

「やだ、何これ」
「これはひどいな」
翌朝旦那さんがいつものように出勤しようとすると、玄関の前に生ごみがぶちまけられていたのです。
「片付けておくから、あなた会社へ行って」
「ああ、頼むよ。しかし一体誰がこんなこと…… 」
Mさんは悪臭を放つ生ゴミを慌てて片付けました。

それからというもの、Mさんの家の前には毎朝生ゴミがぶちまけられました。
「まったく、うちが何したっていうのよ。まさか、家を建てるって言ったのが良くなかったのかしら」
Mさんは呆れながら旦那さんに言いました。
「そうかもしれないなあ。 あ、いい方法考えたんだけど。ちょっと会社の帰りにホームセンター行ってくる」
旦那さんはそう言って出かけていきました。

防犯カメラに映っていたのは

「じゃーん! 防犯カメラ! これで犯人がわかるぞ」
旦那さんはホームセンターで購入したばかりの防犯カメラを玄関のドアに設置しました。
「カメラがついてるってわかれば、映るのを恐れてもうゴミを撒いたりしなくなるかもね」
「ああ、そうだな」
2人はそう言って、翌朝を楽しみに眠りにつきました。

そして翌朝。早起きをして玄関のドアを開けたMさんはガッカリ。やはりいつものように、生ゴミが撒かれていたのです。
「防犯カメラを確認しよう」
「そうね」
そしてMさんと旦那さんがカメラを確認すると、そこには意外なものが映っていました。
「誰も映ってないけど、これは……」
そこに映っていたのは人物ではなく、生ゴミの入ったバケツのようなものを持つ手と、そこから生ゴミがぶちまけられる様子。そして玄関のドアがばたんと閉まる音も入っていました。

Mさんの住んでいるマンションのフロアは隣の家とMさんの家が並んでいて、間にエレベーターホールを挟んで他の部屋があります。

ゴミは明らかに隣りの家の方面から撒かれていたため、明らかに犯人は仲良くしていた隣りの家の人でした。

隣りの家から身体を半分だけ出してゴミを撒いていたため、Mさんの家の防犯カメラに気付かなかったのでしょう。

「ひどい、仲良くしてたのに」
Mさんはショックでしたが、もめ事が嫌いなMさんはカメラの映像を突きつけて、隣りの家の人を責める気にはなりませんでした。

しかし、ある方法で仕返しをすることを思いついたのです。

「ゴミは自分で捨てましょうね!」
Mさんはゴミが撒かれるたびに、それを集めて隣りの家の前に返しました。自分の犯行がバレたと思ったのか、隣りの家の奥さんはよそよそしい態度。

他の家の奥さんに聞いたところ、どうやらMさんの隣りの家は旦那さんが失業したばかりで、家計は火の車。新築の家など到底望める状況ではないらしい、と。

妬まれているのだと感じ、Mさんは背筋に冷たいものを感じました。

結局家が完成して引っ越しをするまで、生ゴミ騒動は続きました。

羨ましかったのかもしれませんが、家を買ったことで嫌がらせを受けるとは、一体どこで妬みをかうかわかりませんね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:緑子

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