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何気ない動作がサマになる♡ 【なにわ男子・道枝駿佑】が語る芝居の楽しさとは?

  • 2023.11.23

アオハルがつまったinterview

火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』に出演中のみっちー。タイトルにちなんだ青春トークから、今この瞬間に感じてることまで、率直に話してくれました。

みっちーのもうひとつの軸が俳優業。現在、放映中の火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』ではミステリアスな大学生・拓を演じている

「今は撮影の真っ最中なんですけど、演じていて感じるのは、本当に拓は不器用だなぁと思います。建築のことは器用にさらっとこなすんですけど、それ以外の特に、人間関係には不器用で。

僕もポーカーフェイスなところがあるので、なにか思ってても顔に出ないところは、自分と近い部分があるなと思います。僕も不器用なんですよ。言葉足らずですし。思ってることが顔に出ないから誤解されるときもあります。

例えば“どうしよう”と焦っていても顔に出ない。内心ではハラハラ動揺していても顔は“スン”って感じやから、平気そうに見えちゃうんですよ。それがいいときもあるけど、必要以上に図太く見えちゃうから誤解を生んでるんじゃないかなと思うこともあって(笑)。

あと、普段の僕はあんまりしゃべらないので、そこも拓っぽいなと感じます。番組でたこ焼きパーティーをしたときに、僕は必要ないところではあまり前に出ないというか、メンバーの話の聞き役だったりするんですよね。

その感じが拓っぽかったと監督が言ってくださったので、お芝居ではなるべく普段どおりの自分でやらせてもらっています」

今作は大学の建築科を舞台に、恋愛や夢に向かって奮闘する学生の姿を描いたストーリー。その撮影現場はタイトルどおり、まさにアオハル!

「学生たちが集まるシェアハウス、サグラダファミリ家の撮影では、毎日“おはようございます”と“お疲れさまでした”のときにハイタッチするっていう文化ができました。

劇中で同じ大学に通う龍之介役の(水沢)林太郎とは、以前ドラマで共演してからの仲よしで。仲よくなったきっかけは、林太郎がいきなりしかけてきた、じゃんけん(笑)。

その話をこの現場でもしていたら、真凛役の飯沼愛さんが“じゃあ私たちもなにかやりましょうよ”と言って、ハイタッチになりました(笑)。みなさんとひとつの作品を作ってるんだなっていう、青春を感じる瞬間ですね」

作品に入ってお芝居をする楽しさは、日に日に募っているよう

「拓をカッコよく見せるためにはどうすればいいのかな、と考えるのがすごく楽しいです。荷物の持ち方、歩き方、ちょっとした仕草で表現できないかなって。普段、なにげなくやった動作で“これは使える”と思ったものはお芝居に入れたりしているんです。

例えば1話のバーベキュー終わりに片づけをするシーンで、パラソルの棒を外すとき。普通に抜けばいいんですけど、僕は1回、軽く棒を投げて持ちやすい位置に直すってクセがあって、それをこっそりやっています。カッコいいかわからないんですけど(笑)。

つい、やっちゃうクセが意外と、サマになるんじゃないかなと思って。よかったら注目してください!」

Information

火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』TBS系・毎週火曜22:00〜

やっかいな問題を抱えた30才の主人公・白玉佐弥子(広瀬アリス)が、謎の大学生・小笠原拓(道枝駿佑)のひと言をきっかけに学び直しを決意して大学生に!学生たちに揉まれながら、恋に勉強に夢に奮闘するラブコメディー。

Profile

道枝駿佑

みちえだ・しゅんすけ●2002年7月25日生まれ、大阪府出身。O型。2021年11月、シングル「初心LOVE」でCDデビュー。映画『消えた初恋』、ドラマ『金田一少年の事件簿』などに主演し、俳優としても活躍中。

取材・文/山口昭子

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