雅子さま、紀子さま、佳子さまの「ご公務の装い」も。「美しいキモノ」2023年冬号発売

2023年11月20日、着物雑誌『美しいキモノ』2023年冬号（ハースト婦人画報社）が発売された。

創刊70周年のメモリアル号となる今号では、染織作家たちが手がけた新作を一挙公開。表紙を飾る吉田羊さんは、大髙美由紀さん作の茜色の紬織に、森田麻里さん作の型絵染の帯を合わせて着こなしている。

また、男のきもの特集には塩野瑛久さんが登場。塩野さんが表紙を飾る増刊『塩野瑛久特別版』も同時発売される。

現代作家特集、最前線コーディネート、男のきものも

特集「創刊70周年特別制作 次世代染織作家25人の美しいきもの」では、記念の節目に、現代の染織作家が『美しいキモノ』をテーマに新作を手掛けた。作家の思いがこもった力作を身にまとうのは、吉田羊さん、中条あやみさん、木村多江さん。

「2023決定版 男のきもの」では、塩野瑛久さんが着物姿を披露。特別版では12ページにわたって塩野さんのポートレートが掲載されている。特別版だけに掲載される秘蔵カットも。また、「創刊70周年特別企画 みんなのきものスナップ」では、令和の着物コーディネートを特集している。

年末年始の装いプラン、皇室のきもの姿も

このほか、「キラキラ！ほっこり！年末年始の装い」では、クリスマスシーズン・お正月へむけて準備したい、心躍る装いプランを紹介。「みずのしのぶさんの半衿付け」では、着付け講師・みずのしのぶさんが研究の結果編み出した「長襦袢に半衿を付ける方法」について伝授。「令和に見るご公務の装い 皇室のきもの」では、雅子さま、紀子さま、佳子さまの雅やかなお姿が紹介されている。