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「産休?迷惑かけられるのかぁ~」【男尊女卑思考の上司】に絶句! → 異変に気付いた<救世主>が!?

  • 2023.11.21

今や、男性も取るよう推進されている<産休・育休>。性別問わず社会で働きやすくなった現代では、夫婦で協力して子育てすることが重視されるようになってきました。しかし、今でも古い考えを持つ人もいるようで......。筆者の友人A子に起きた、産休にまつわるお話をどうぞ。

画像: ftnews.jp

不妊治療の末、念願の子どもを授かった

会社員7年目の私。
5年前に結婚した夫は大の子ども好き。
私も子どもが大好きなので、早く子宝に恵まれたいと願っていました。

しかし病院で調べてもらった結果、私は妊娠しにくい体質と判明。
その後は不妊治療しながら子作りに励むように。

苦しいときもたくさんありましたが、3年後にようやく子どもを授かりました。

産休を取ることを上司に伝えると……

妊娠安定期に入り、会社にも報告。
不妊治療していることを知っていた同僚は自分のことのように喜んでくれました。

ほかの社員さんからも
「おめでとう」
と祝福されました。

そのまま、会社規則に記載されている通り産休を取ることを男性上司に伝えることに。
すると、話すや否や顔をしかめる上司。

「産休なんて取った人いないよ?」
「迷惑かけられるのか~」
とグチグチ文句を言われてしまったのです。

その後も男尊女卑思考を振りかざしてくる

その態度に同僚からは心配されるも、仕事を辞めたくなかったので何とか耐えることに。
しかし、どうしても日に日にストレスが溜まっていきます。

もともと、上司は男尊女卑思考の強い人。

「女性は休めていいよね」
「俺ら男が結局働くんだよね」
と嫌味を言われ続けました。

そんなある日、急に社長室に呼び出されたのです。

社長がガツンと叱って味方になってくれた!

中に入ると、待っていたのは笑顔の女社長とすっかり青ざめた上司。

上司は態度を一変させ、私にこれまでのことを平謝りして出て行くではありませんか!

ぽかんとしている私に
「ひどい言葉を言われていたのよね、気づけなくてごめんなさい」
と社長から謝罪を受けたのです。

どうやら、心配した同僚が社長の秘書に相談してくれた様子。

「会社の制度なんだから、しっかり使っていいのよ」
「母子ともに元気であるのが一番よ」

社長からの温かい言葉に、思わず涙がこぼれました。

その後は上司も何も言わなくなり、しっかり産休も育休も取れました。
今でも、同僚や社長には感謝しています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい

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