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小泉今日子が「財産」と思う時間。ポッドキャスト「ホントのコイズミさん」書籍化第3弾

  • 2023.11.22

小泉今日子さんが「本」と「本に関わる人たち」に会いに行き、語らいながら、新たな扉を開くヒントになる言葉を探していく、Spotifyオリジナルポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」。

2021年4月にはじまり、2023年9月に第120回で惜しまれつつも終了した。登場したゲストは75名、訪れた本屋さんは22店になるという。

その書籍シリーズ第1弾『ホントのコイズミさん YOUTH』、第2弾『ホントのコイズミさん WANDERING』に続く、第3弾『ホントのコイズミさん NARRATIVE』(以上、303BOOKS)が2024年2月5日に発売されることが決定した。

■第3弾のテーマは「NARRATIVE」

第2弾『ホントのコイズミさん WANDERING』(2023年7月発売)の刊行を記念し、「"ホントに?コイズミさん"トークライブ Vol.2」が11月16日に下北沢の本屋B&Bで開催された。

ポッドキャスト終了後に寄せられたお便りの紹介、スタッフをまじえた『ホントのコイズミさん WANDERING』の裏話の披露など、「ホントのコイズミさん」リスナー必聴、必見の内容が盛りだくさんだったそうだ。

イベント中盤、「『ホントのコイズミさんWANDERING』の続きはどうなるのでしょう?」とのお便りに、「『ホントのコイズミさん』第3弾はNARRATIVEです!」と小泉さん。そこで第3弾の気になるゲスト、ゲスト特別企画の内容も発表され、会場は温かい拍手に包まれたという。

NARRATIVE――語り手自身が自由に紡いでいく物語。今、小泉今日子さんと5人のゲストが共に紡ぎ出す終わらない物語。

『ホントのコイズミさん NARRATIVE』は、一部未公開部分を含め、各ゲストと連動した本だけの企画ページとともに、ゲストとのトークが活字と写真でよみがえる。購入特典など、最新情報は随時発表予定。

16歳でデビューして大人のなかに突然入ったため、いろいろなことを知ろうと思い、まずは有名な作家の本を1冊ずつ読むようになったという小泉さん。

「ホントのコイズミさん」最終回では、この番組をとおしてたくさんの人と出会い、対話できたことは、5年くらい経ったときに「うわぁ、財産!」と思うだろうな(いまも思っているけど、もっと)、と話していた。番組は終わっても、小泉さんが出合った言葉や味わった感動は、本というかたちでいきいきと残り続ける。

■『ホントのコイズミさん NARRATIVE』収録ゲスト

宮藤官九郎さん(脚本家)
脚本家・監督・俳優。1991年より「大人計画」に参加。映画『GO』で第25回日本アカデミー賞最優秀脚本賞他多数の脚本賞を受賞。以降もテレビドラマ「木更津キャッツアイ」「あまちゃん」「いだてん~東京オリムピック噺~」など話題作の脚本を手掛ける。

TaiTanさん、玉置周啓さん(奇奇怪怪)
ヒップホップグループ「Dos Monos」のラッパーTaiTanとギターポップバンド「MONO NO AWARE」、アコースティックユニット「MIZ」のギター・ボーカル玉置周啓がパーソナリティを務めるSpotify独占配信ポッドキャスト。2020年JAPAN PODCAST AWARDSのSpotify NEXT クリエイター賞を受賞。

花田菜々子さん(蟹ブックス)
「ヴィレッジヴァンガード」「二子玉川 蔦屋家電」「パン屋の本屋」など数々の書店勤務を経て、「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」にて店長を務める。日比谷コテージの閉店をきっかけに、2022年9月に高円寺に「蟹ブックス」をオープン。

永井玲衣さん(哲学者)
哲学者・文筆家。哲学研究と並行して、学校・企業・寺社・美術館・自治体などで哲学対話を幅広く行っている。哲学エッセイの執筆も行い、2021年に初の単行本『水中の哲学者たち』を上梓。

■第1弾『ホントのコイズミさん YOUTH』

ゲストは、松浦弥太郎さん(エッセイスト・COW BOOKS 創業者)、竹田信弥さん(双子のライオン堂 店主)・田中佳祐さん(ライター)、中村秀一さん(SNOW SHOVELING 店主)、江國香織さん(作家)。ポッドキャスト本編のなごやかな雰囲気を再現しつつ、それぞれの「YOUTH」を描き出した。

■第2弾『ホントのコイズミさん WANDERING』

ゲストは、吉本ばななさん(小説家)、和氣正幸さん(BOOKSHOP TRAVELLER)、佐藤健寿さん(写真家)、林紗代香さん・菅原信子さん(TRANSIT)。活字と写真でトークを再現しながら、それぞれの「WANDERING」を描き出した。

■小泉今日子さんプロフィール
こいずみ・きょうこ/神奈川県生まれ。1982年「私の16才」で芸能界デビュー。以降、歌手・俳優として、舞台や映画・テレビなど幅広く活躍。2015年より代表を務める「株式会社明後日」では、プロデューサーとして舞台制作も手掛ける。文筆家としても定評があり、著書に『黄色いマンション 黒い猫』(スイッチ・パブリッシング/第33回講談社エッセイ賞)、『小泉今日子書評集』(中央公論新社)など多数。

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