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ワンボウルでOK。いまが“食べ頃”な栗のフィナンシェ|日曜の朝に幸せとちょっとの現実逃避を。“日曜日の朝おやつ” Vol.12

  • 2023.11.22
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“日常に寄り添う焼き菓子”をモットーに焼き菓子屋〈カサネ〉のオーナーとして活動。また、フリーランスで生活に関連したプロジェクトの企画・編集・進行に携わりつつ、現在は移住先の熊本で、ワインバーのスタッフとしても働いている。ハナコラボパートナー。 Instagram:(@kimihoooo

【11月/霜降】 『栗のフィナンシェ』

今日の朝おやつは、栗のフィナンシェです。フィナンシェって、なんか特別なおやつって感じがして、子どもの頃からずっと大好きなおやつなんです。フチはしっかりカリッと派

本格的な冬も顔を出してきて、ちょっと重みのあるフィナンシェはまさに食べごろ!
秋が1番、焼菓子を美味しく食べられる季節なんじゃないかと思っています。さらに今回は秋の定番、栗をトッピング

火を使うレシピですが、基本はワンボウルなのでどうか構えずに…!一緒に作っていきましょう〜!

準備

*材料(直径3.6cmのマフィン型9個分)
・卵白…60g(約2個分)
・バター…50g
・きび砂糖…35g
・薄力粉…25g
・アーモンドパウダー…25g
・粉糖…20g
・栗の甘露煮…3-5粒

*準備する調理器具
・ボウル
・マフィン型
・漉し器
・濡れたタオル(焦がしバターを冷ますため)

作り方

下準備:栗をカット

栗を4等分にカットします。今回使用する型が小さめなので、それに合わせてカットしています。もし大きめの型で作る場合は、カットせずごろっと入れても

焦がしバターをつくる

バターを鍋に入れ、火にかけます。最初は弱火で、全ての固まりが溶けたら中火に変え、触らずにじっと待ちます。泡が出てきてももう少し我慢! 大きめの泡から細かい泡に変わって、茶色くなってきたら完成。濡れたタオルを下にひき、冷ましておきます。

卵白を泡立てる

ボウルに卵白を入れて、泡立て器で一気に泡立てます。写真のように泡立ち、コシが切れてシャバシャバになったらOK

材料を混ぜる

きび砂糖をボウルに加え、泡立て器でよく混ぜます。アーモンドパウダー、粉糖を入れ、再度混ぜます。最後に、薄力粉をふるい入れ、こちらも泡立て器でぐるぐると混ぜます! 最初は混ざりにくいので、下から上に持ち上げるようにして混ぜるのがおすすめ

ここでオーブンを190度にセット! 今回は少し高めの温度設定です。

焦がしバターを合わせる

ボウルに焦がしバターを漉し器を通して注ぎ入れる。こちらも泡立て器で混ぜ合わせます。分離は気にせず、どんどん混ぜちゃってください!

型に流し込み、焼く

生地が完成したら、型に流し込みます。今回は油分も多いので、下準備要らず! 8分目まで流し込んだら、最後に栗をトッピングします。190度のオーブンで10分180度に温度を下げて15分。じっくり焼いていきますよ〜!

完成

縁がギリギリ焦げるか焦げないかくらいまでじっくり焼いたら完成! 熱々で難しいと思いつつ...油分が固まる前に型から外すのがおすすめです。網の上で冷ましてあげるとその間にお茶の準備でも!

いざ、栗のフィナンシェで朝おやつ!

今月の朝おやつ、いかがでしたでしょうか。いつ食べても、やっぱり、ちょっとリッチで優雅な気分になれちゃうんですよね。
本当は紅茶と食べたかったんだけど、切らしてたのでお湯です!(笑)むしろ今から買ってこようかなぁ。

皆さんも、優雅に気ままな日曜日を!

【今月のプチアレンジ】むき甘栗と干し芋

今月のアレンジは、むき甘栗と、干し芋! 甘露煮の代わりにこの2つを使っても美味しくできます。

甘栗はものによって甘さが違うので、ちょっと甘いかもと思ったら荒く刻んで全体に混ぜ込むと 生地の砂糖を少しだけ減らすとバランスがとれます

干し芋はオーブンで焦げやすい&硬くなりやすいので、しっかり生地の中に埋めちゃってくださいね!

お気に入りを見つけてもらえると嬉しいです。

追伸:小さな挑戦で自分を褒める日々。

食わず嫌いなものって、皆さんありますか? 私は結構多くて...結構守りに入りがちなんですよね。ここ最近は、そういうものに出合うたび、ちびちび食べてみたりしています。

人生初の熊鍋。ドロドロ感に構えて今まで飲まなかったどぶろく

やっぱり食わず嫌いはダメですね、想像以上に美味しくて、ちびちびどころかガツガツ食べて飲みました。とても小さな、きっと、私だけにしかわからない挑戦。

でも、挑戦したぞ!っていう事実はとても大きくて、ちょっとめげそうになっても、「あれ挑戦できたしな」なんて私を励ましてくれます。

今年もあと少し! 食わず嫌いだけじゃなく、やらず嫌いなことにも小さな挑戦を重ねていくぞ〜!

text&edit_Kimiho Yano photo_Katsuwo

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