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産業医『すぐ病院に行きなさい』ダイエット後、半年も生理が来ず受診すると…⇒判明した疾患とは?【医師監修】

  • 2023.11.21
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生理の周期は人により異なり、月によって変わることもあります。 一方、毎月来るはずの生理が急に来なくなってしまったら、不安になってしまいますよね。 そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

Aさんの場合……

ダイエットに成功し、仕事も多忙ながら充実していましたが、気づいたら生理が半年止まっていました。 産業医に相談できる機会があったので話してみると、「今すぐ病院に行きなさい」と言われてしまいました。

診断の結果は……?

卵巣機能不全と診断されました。 基礎体温のチェックやカウフマン療法、漢方薬により治療しました。 病院は当時家族が通っており、評判が良いところだったので通うようになりました。 医師は男性でしたが、親身になって診察をしてくれました。 婦人科の受診は他に比べて抵抗があると思います。 しかし、違和感や「おかしいな」と思うことを放置していると、今よりもっと症状が悪くなります。 健康のためだと割り切って受診することをおすすめします。 ※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。

「何か違う」の気づきを大切に

Aさんはダイエット成功後に生理が半年止まってしまったのが『卵巣機能不全』が原因だったと判明したそうです。 生理不順はストレスや体調により一時的にになることは十分ありますが、そこで「大丈夫だと」過信し放置するのではなく時間を取って体と向き合うことも大切かもしれません。 毎月の生理で何かおかしいと感じることがあるのなら、できるだけ早い段階で病院を受診してみてくださいね。 今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました! ※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。 ※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。 不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修医:新見正則医院院長、新見正則

1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。 2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。 2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。 現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。 新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。 最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。 下記も好評発売中。 「しあわせの見つけ方 予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」

(MOREDOOR編集部)

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