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<カリスマおばあちゃん!?>若くして結婚し、70代になった母。【おしゃれに目覚め大変身】!そして?

  • 2023.11.21
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母から聞いた話です。若くして結婚した筆者の母は、結婚してからはファッションやメイクを楽しむ暇もありませんでした。おばあちゃんになった母の、おちゃめな「イマドキ」おしゃれ術をご紹介します。

画像: <カリスマおばあちゃん!?>若くして結婚し、70代になった母。【おしゃれに目覚め大変身】!そして?

父と出会って、メイクを封印した

職場恋愛を経て、20歳で結婚した母。田舎育ちの父は、「化粧なんてするな」と言ったらしく、母は恋愛中に化粧をやめ、結婚してからも、メイク道具といえば、数本の安い口紅だけでした。

3人の子どもに恵まれましたが、子育て期間中に、ファンデーションを塗ったことは、一度もありません。化粧をしない肌は白くキメが整っていて、それが自慢でもありました。

娘のメイクを見て学ぶ!

大学生になった娘が髪を染めたり、メイクをするようになると、がぜん興味が湧いてきました。
ビューラーを使っている姿を見て、「それは何?」と聞いて、教えてもらったのをきっかけに、アイライナーとマスカラもそろえました。

1970年代に細眉が流行った頃、眉毛は自分で抜いて形を整えていました。だから、アムラーの流行った1990年代は、そのままでもイケました。
でも太眉の時代になると、苦労しながらペンシルで眉を描くようになりましたが、いつも「眉が珍妙なことになってる」と娘たちに大笑いされていました。

娘の脱毛には、一緒に入会!

娘が社会人になって脱毛に通い出すと、「お母さんも行きたい」と言い出し、医療脱毛で全身ツルツルに。
天然パーマだった髪の毛も、3か月に一度の縮毛矯正のおかげで悩むこともなくなりました。
還暦を過ぎた頃からは、初めてのファンデーションにも挑戦。

雑誌やネットニュースを読まない母の情報源は、とにかく娘のメイクやファッション。
気になると教えてもらって、ドラッグストアで手に入れます。
娘たちはデパコス愛用ですが、母はよく似たアイテムをドラッグストアで手に入れるのが得意です。その入手テクニックには、娘も脱帽です。

ファッションも娘がお手本!

今は6人の孫たちのお世話に走り回っていますが、70代半ばになっても、週一のママさんバレーは欠かせません。そのせいか、どんなファッションも似合う体型です。(羨ましい)

結婚した娘たちが実家に帰ってくると、「今の流行り」を教えてもらいます。

先日は、娘が履いていたスポーツブランドの黒のスニーカーを参考に、「それ、どこで売ってるの?!」とびっくりするような、ノーブランドの黒の厚底スニーカーを履いていました。「どこで買ったの?」と聞かれても、「なーいしょ♡」と教えません。
こんな感じで、最近は、カゴバッグ、スキニーデニム、ロングワンピースをおしゃれに着こなす母。
テレビはあまり見ず、Tiktokで好きな動画を探して推しを応援するのが、マイブームです。

「おばあちゃんは、すっごく若くてかわいい!」と孫たちに言われて、ものすごく喜んでいます。

本当に可愛い人だなぁ、と私は自分の親ながら、そんな母を嬉しく見ています。
若い頃にできなかったオシャレを、これからも思う存分、楽しんでほしいものです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:田中つぐみ

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