『ヒョンジェは美しい』で「結婚しない3兄弟」に対して祖父がどう動くのか

テレビ東京の韓流プレミアで新しく始まった『ヒョンジェは美しい～ボクが結婚する理由(わけ)～』。11月20日に第2話が放送されたが、結婚しない3兄弟のそれぞれの現況が紹介されていた。

長男ユンジェ(オ・ミンソク)は腕がいい歯科医師なのだが40歳が近いのに独身生活を謳歌している。

次男ヒョンジェ(ユン・シユン)は、主に離婚訴訟などを扱う弁護士で、理論整然と物事を考える合理的な男性だ。彼はさまざまな離婚を見てきており、今のところ結婚する必要性を感じていなかった。

三男スジェ(ソ・ボムジュン)は公務員試験を受けるための勉強をしていて、母親からも溺愛されているのだが……。

この3人は結婚する気配が全くない。そういう状況は、両親や祖父にとって大きな悩みの種となっている。

とりわけ、一番心配していたのが、祖父のギョンチョル(パク・イナン)であった。彼が高齢者たちの集まりに行くと、子供や孫の話題になりがちだった。そこでは孫の自慢話もとても多いのだ。特に、ギョンチョルの妹は得意になって孫の話をするものだから、孫がいない彼はとても寂しい気分になってしまうのであった。

必然的に、３人の孫の誰もが結婚していないことにあせりを感じたギョンチョルは、息子のイ・ミノ(パク・サンウォン)と気晴らしに酒を飲みにいった。そのときの話題も「孫たちの結婚」。結局は気がまったく晴れなくなって、ギョンチョルは飲みすぎてフラフラになって自宅に帰ってきてミノに介抱される始末だった。

そういう状況が積もりに積もってついに両親と祖父は3兄弟に対して「6ヶ月以内に結婚相手を連れてきた人に、家族が持っているマンションを与える」という強烈な提案をするに至った。

こうなると、その気がなかった3人も、必死になって結婚相手を見つけるようになっていった。そこから巻き起こるのが究極的な結婚ストーリーであり、愉快な登場人物たちがどんどん出てきて面白いエピソードが続いていく。

文＝康熙奉（カン・ヒボン）