【日光市】愛嬌あふれる鬼たちを発見！鬼怒川温泉街で「七福邪鬼めぐり」

みなさん、こんにちは。地域特派員みみです。

寒い季節は温泉が特に恋しくなりますよね。 栃木県にはたくさんの温泉地があるのは、地元・とちぎの自慢のひとつ。 今回は、首都圏からも多くの観光客が訪れる人気の温泉地のひとつ「鬼怒川温泉」の温泉…ではなく、温泉街で出会える“愛嬌あふれる鬼”についてご紹介します！

「邪鬼」がモチーフの“鬼怒太”と“鬼怒子”の陶像

東武「鬼怒川温泉駅」前にある「鬼怒川・川治温泉観光情報センター」で「鬼怒川温泉七福邪鬼めぐりスタンプラリー」のパンフレットを入手。

これによると、鬼怒川温泉街には“邪気を払い福を招く”という「邪鬼」をモチーフとした陶壁作家・藤原郁三さん（益子町在住）による作品「鬼怒太」「鬼怒子」の陶像が温泉駅前と温泉街の鬼怒川にかかる各橋のたもとに全部で７体設置されているとか。

ちなみに、今現在は、このスタンプラリーで制覇した方への特典「小判付きおみくじ」は終了しているそうです。残念・・・

滞在時間が限られていたので、何体の“邪鬼”と出会えるかな…と思いながら、早速、探しに出かけました！

「鬼怒太」「楯鬼（たてき）」「立鬼」

まずは、東武「鬼怒川温泉駅」駅前。ここで出会えたのは…

「鬼怒太」です！ 太い棍棒を構えて、でーんと立っています。 迫力ある大きな目と牙…ちょっとこわいけれど、やっぱりどこか愛嬌あるお姿です。

私が訪れた日も、電車が停まって降りてきた観光客が、この鬼怒太像の前で次々と記念撮影していました。

続いて訪れた「鬼怒楯岩（たていわ）大吊橋」。長さ140mの歩道専用の吊り橋です。 栃木県内の吊橋では第2位の長さだとか。この大吊橋を渡った広場で出会えたのは…

楯鬼（たてき）です。パンフレットによると、「自らが楯となり、鬼怒川温泉を守り、明日へ継ぐ様子」を表しているとか。とっても頼もしい鬼ですね！

続いて訪れたのは「立岩（たていわ）橋」。このたもとにいたのは…

立鬼（りっき）です。「仁王のごとく立ったたくましい姿で、鬼怒川温泉の入り口を守っています」…なるほど、よく見ると、足もがっちり太い！！

この立岩橋からの眺め、とっても爽快！ ・・・ん？川を見下ろすとなにやら流れにのってくだってくるものが…

鬼怒川ライン下りの船です！ 多くの観光客を乗せた船が、見ている間に３隻下っていきました。この橋の上流には鬼怒川ライン下りの乗船所があるそう。

紅一点の“鬼怒子”の陶像「遊心鬼」

滞在時間が迫り、あと１体これだけは…と向かったのが「くろがね橋」。 ここで出会えたのは…

遊心鬼（ゆうしんき）。 七福邪鬼めぐりの中で、紅一点の“鬼怒子”です。

鬼怒子は鬼怒太の妹だとか。お顔はやっぱりちょっとこわいけれど、“楽しくリラックスした様子”の姿はキュート！

ほかにも…

「鬼怒川温泉ふれあい橋」の鬼怒太「定印鬼（じょういんき）」や、「滝見橋」の鬼怒太「思惟鬼（しいき）」、「鬼怒岩橋」の鬼怒太「半跏鬼（はんかき）」がいます。 また時間を見つけて会いに出かけようと思います！

みなさんもぜひ、愛嬌ある“邪鬼”に会いに出かけてみて。

鬼怒川温泉街エリア 栃木県日光市鬼怒川温泉大原