友人「それ、マナー違反だから！！」【結婚式のお呼ばれで大失敗！】周囲から冷たい視線を向けられ？

結婚式にお呼ばれすると、女性は服装に悩みますよね。知人のA子は冬の結婚式に招待され、季節感のある装いで参列しましたが、マナー違反を指摘されました。彼女が犯したNGマナーとは……？ A子からやらかしエピソードを聞きました。

冬の結婚式にお呼ばれ

友達の結婚式にお呼ばれしたA子。冬の寒い時期の結婚式だったため、寒さ対策が必要です。
A子はドレスの上にあたたかい羽織りものを着て参列することにしました。
A子が羽織りものとして選んだのが、ファーのショール。華やかで冬にぴったりの羽織ものですが、この選択でA子は恥をかいてしまったのです。

ファーはマナー違反！？

ふわふわとしたファーはパーティー向きのアイテムですが、結婚式での着用はマナー違反とされています。
動物から作られるファーは、縁起が悪いなどの理由で避けたほうが良いようです。
A子が着用していたのはリアルではなくフェイクファーですが、それでもNGなのだとか。A子はそれを知らずに着用してしまったのです。

着るべきか、脱ぐべきか

会場に着き、友達から「ファーはマナー違反だよ！」と指摘されたA子は青ざめました。
友達だけのカジュアルな結婚式ならまだ許されたかもしれませんが、その結婚式は年配の親族が多く参列しています。
今から洋服を買いに行くこともできません。

A子は友達から「ファーは脱いでクロークに預けたら？」と言われましたが、ファーの下に着ているのはノースリーブのドレス。肩がガッツリと出ています。
着てもマナー違反、脱いでもマナー違反。
A子は悩みましたが、「肩出しよりはファーのほうがマシ」と、ファーを着て参加することにしました。

周囲に迷惑をかけてしまった！

披露宴が始まると、A子は自分の判断を後悔しました。
毛足が長いファーだったため、A子が動くたびに毛がふわふわ舞ってしまうのです。他のゲストの服につくわ、料理に舞い落ちるわ。
手で払いのけたりくしゃみをしたりと、迷惑をかけられたゲストは、A子に冷たい視線を送りました。

A子は「じっとしていれば毛は舞わないはず！」と考え、披露宴中は石のように動かずに過ごすことにしました。食事や余興を楽しむどころではありません。
気疲れと思うように動けなかったことから、披露宴が終わる頃にはA子はヘトヘト状態に。マナー違反により、思わぬ疲労を感じることになったのでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：愉子