友人「お待たせ～！」私「えっ！？」待ち合わせ場所に現れた【友人の顔に異変】が！？

友人と待ち合わせしたのですが、なかなか来なくて心配していました。しばらくして慌ててやってきた友人の顔が、なんだかいつもと違うのです。なぜそんなことになってしまったのか、話を聞きました。

友人の顔に現れた異変

私は友人と食事に行く約束をしていました。友人が子供たちを夫に預けるため、夕方過ぎに待ち合わせをしていました。しかし、約束の時間を過ぎても友人は来ません。

おかしいなと思って携帯に連絡したところ、遠くから友人が走ってこちらに向かっているのが見えました。「ごめんね～、遅くなっちゃって」と言い、駆け寄ってきました。友人はメイクしたてのきれいな顔をしていましたが、いつもと何かが違うのです。

うたた寝したばかりに……

友人はメイクをしているのに、額やほほがうっすらと汚れているのです。近くで見ると明らかに汚れが目立ちます。私は「なんか汚れがついてるけど、どうしたの？」と聞くと、とんでもない話を聞かせてくれました。

友人は私と待ち合わせをする前に、子供たちの夕食を作ってからソファーに座ったらウトウトと眠ってしまったのでした。

そこへ友人の子供たちが帰ってきたのです。それでもしばらく気が付かずに眠っていたところに、夫が帰宅しました。子供と夫がめちゃくちゃ大笑いしている声で飛び起きた友人。

恐ろしい出来事が！

鏡を見ると、なんと額に油性ペンで「悪」と書かれていたのです。また、口は赤い油性ペンで口裂け女のように、左右のほほに口が伸びあがっているように描かれていました。慌てて落とそうとしたのですが、油性ペンは強力でなかなか落ちず。仕方なくメイクでごまかしてみたということでした。

「本当にひどいわよね～。もう参っちゃう」と言って大笑いする友人。よく見ると額にうっすらと残る「悪」。友人の子供ちゃんの落書きセンスがなかなか秀逸で、お腹が痛くなるほど笑いました。しかし40代の肌に油性ペンの汚れはきついから、やるなら化粧品にしてほしいわと言っていました。それを聞いてまたやられてもいいんだと思い、心の広さを感じたのでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：鈴木まさ美