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「代わりにやっといて♡」【仕事を押し付けてくる同僚】→ 知人のナイス反撃で墓穴を掘ることに!?

  • 2023.11.19

要領が良い人は、仕事でもうまく手を抜いて成果を出しているもの。悪いことではないけれど、他人に仕事を押し付けているなら話は別です。仕事を押し付けられた側はふつふつと怒りをため込み、あるとき爆発! ということも。今回は知人から聞いた復讐エピソードをご紹介します。

画像: ftnews.jp

要領がいい社員に面倒な仕事が回ってきた

知人が勤める会社では、社内報に掲載するコラムを従業員が持ち回りで執筆していました。
今回担当になったのは、要領が良いA子。
彼女は、気が弱く責任感が強い社員を見定めて、自分の仕事を陰で押し付けていました。
A子は愛想が良かったので、周囲はその悪行を知りません。明るくテキパキと仕事をこなすいい子だと思われていました。

おとなしい同僚に仕事を丸投げ

A子は社内報の執筆を面倒がり、同僚のB美に丸投げしました。
B美はA子と逆で、おとなしく気が弱いタイプ。A子は「こういう地味な仕事は得意でしょ? 代わりにやっといて」とB美にゴーストライターを頼んだのです。

B美は当然「A子の仕事だから」と断りました。
ところがA子は「私が書くより絶対にいい記事になるから」と褒めたり、「B美がやってくれないと社内報が作れないよ? いいの?」と責任感を刺激したり。
うまく言いくるめてB美に仕事を押し付けました。
結局、B美はA子の代わりにコラムを執筆。A子は内容も確認せず社内報担当者に提出しました。

社内報にザワつく社員

社内報が出されると、社員たちはザワつきました。
掲載されたコラムはA子の日々の業務の様子をレポートしたもので、テーマ自体は珍しくありません。
ところがそのコラムでは、業務時間内に買い物に行く、スタッフルームで居眠りする、残業を押し付けて自分は帰宅する、などA子がいかに仕事をサボっているかが書かれていたのです。
「どういう神経でこれを書いたの?」「そんな子だったなんて」とヒソヒソする社員たち。
そう、ゴーストライターを依頼されたB美は、A子の仕事ぶりを社内に暴露したのです。

反論したつもりが、完全に墓穴!

社内で騒ぎになり、A子は上司に呼び出されました。
説明を求められたA子は、「私はサボっていません! 社内報はB美が書いたもので、これは嫌がらせです!」と主張しました。
反論したつもりが、完全に墓穴を掘っています。記事をB美に書かせたことも自ら告白する形となりました。
この言葉から、A子が日常的に仕事をサボっていることが確定。上司にこってりと叱られることになりました。

なぜ問題ありのコラムがそのまま載ったのかというと、社内報担当者もA子から仕事を押し付けられた経験があったから。B美の復讐に進んで加担したようです。
A子が言ったとおり、A子が書くよりも「いい記事」になり、皮肉な結果になったのでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:愉子

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