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<奇妙な話>小学生の頃、迷子の私を助けてくれた【同世代の女の子】→ でも親戚に話すと?

  • 2023.11.19

筆者は時々、不可解とも思えるような不思議な体験をしています。
今回はそんなお話をご紹介します。

画像: <奇妙な話>小学生の頃、迷子の私を助けてくれた【同世代の女の子】→ でも親戚に話すと?

田舎の家は何もない。暇すぎる!

私が小学生の頃のお話です。
毎年お盆になると田舎の親戚の家へ遊びに行くのですが、そこは超がつくほどのド田舎でした。
周りは田んぼだらけで、コンビニも何もありません。

そんな中、遊ぶことと言えば兄弟や従姉妹たちとゲームをすること。

しかし私はあまりゲームが好きではなかったので、暇を持て余していました。
ふと、探検がてら一人で散歩へ行くことにしたのです。

地元にはない田んぼ道。楽しんでいたが……

歩きながらカエルを捕まえたり、一人楽しく遊んでいました。
そして夕方になっていて、ふと大変な事に気づいてしまったのです。

「帰り道、こっちだったっけ?」

そう、何も考えずに遊びながら散歩していたので、帰り道が分からなくなってしまったのです……。

まさかの迷子。泣きそうになっていると救世主が

帰ろうにも同じような田んぼ道ばかりで、周りに人の気配はありません。
ケータイも持っておらず、完全に大ピンチでした。

一人泣きそうになりながら途方に暮れていると、ふと女の子に声をかけられたのです。
どこからともなく現れた女の子でしたが、そこに違和感を持つことはなく、やっと人がいたことに安堵していたのでした。

話していると、私と同い年だと言う女の子。
どうやら、私の親戚の家付近に住んでいるようでした。
帰り道が分からなくなったと言うと、家の前まで送ってくれたのです。

あなたは一体誰だったの??

なんとか夕飯の時間に間に合って、ホッとしたのを覚えています。
そして夕飯を食べながら、散歩中の出来事を皆に話しました。
すると親戚一同、皆首をかしげているのです。

「この辺にあんたと同い年はおらんのやけどな~。」

実は近所に小学生は一人も住んでおらず、一番小さい子で高校生だと言うのです。

そもそも私は親戚の住所も分からなかったのですが、どうして彼女は私の帰りたい家が分かったのでしょうか?

結局この夏の出来事は、未だに不思議な体験です。
ただ、彼女のお陰で助かったので、私の中では良い思い出となっています。

まとめ

本当に、今思い返しても不思議な体験でした。
もしかしたらご先祖様なのかも? なんて風に思っています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yukky111

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