コーヒー2050年問題を見据えて今何を為すべきか☆店名に盛り込むのは大切な嗜好品であるコーヒーの未来について考える事☆そしてその魅力を再認識することがスタートなのです☆
コーヒーについて考える事から
「コーヒーの2050年問題」
地球温暖化による気候変動によって、現在のコーヒー生産地は年々減少傾向にあり、品質的に評価の高い人気のアラビカ種においては2050年には生産地が半減してしまうそうです。
コーヒーという、あまりにもポピュラーな存在。
多くの人が嗜好品として日常に寄り添うものですから、それが手に入りにくくなったりするなんて全くピンと来ないですね。
でも豆の価格高騰はすでに始まっています。
それが世界情勢の影響も加味されるとは言え現実の問題としてイメージ出来ますね。
2050年なんて遠い未来でもなんでもなく、この間生まれてお祝いしたところの甥っ子が成人して就職してバリバリ働いてる頃にはコーヒーがちょっと贅沢な飲み物になってるなんてほんと大変じゃないですか!
そんな問題を見据えてコーヒー好きの私たちは何を為すべきなんでしょう。
地球環境の変化を身をもって感じてきている私たちにできる事は?
多くの人にコーヒーの魅力をより知ってもらう事。
それが第一歩なんでしょうか。
大切なものの危機を知れば自然と生まれるムーブメント。
大きなパワーになれば何かが変わるかも知れない。
「サスティナビリティ(持続可能性)」という言葉を聞き出して久しいですが、ほんと身近な存在に置き換えると簡単にスルーは出来ないですね。
さて、お店の紹介。
新京極商店街、三条を下がってすぐ。
MOVIX京都の目の前です。
なんとも未来的な目を惹くビジュアルですからすぐ分かります。
1番の特徴は自分で入れるタップ式のコーヒー。
コーヒーを”淹れる”ではなく”入れる”のです。
6つのタップがあり、自分が選んで購入したコーヒーを指定のタップの下にカップを置くと1杯分が自動で出てきます。
カップを置いて約10秒。
最先端の「バッチブリュー」と呼ばれるコーヒーマシンで抽出されたストックを自分でタップで注ぐ、という仕組みです。
”淹れ置き”という事に抵抗ある人も多いかと思いますが、
ちゃんとコーヒーの香りもしっかり、質感のある美味しいコーヒーでした。
これが「未来のコーヒー」という提示ではなく、あくまで「未来的な演出」という理解で良いと思います。
最新のテクノロジーではありますが、人の手によるハンドドリップを否定するものではなく、こういう選択もアリなんだという提案ですね。
そして未来を考える時、”人口減”という課題についてもこうしたシステムが嫌でも必要とされるかも知れません。
カフェラテなどのエスプレッソ系も用意されています。
こちらも人の手をあまり介さないタイプのようです。
”設定”がキモになるんだろうと思います。
ちゃんとお店のインテリアにぴったりなデザイン。
1階奥のイートインスペース。
まあ、いかにもな未来感(笑)
2階はこんな感じ。
座ると対面が全面鏡張り。
自撮りのSNSが増えるんでしょうね。
ガラス製の棚はコーヒー器具などの物販用に使う予定。
支払い済ませてカップをもらってタップに置けば10秒で完了。
オーダー待ちはあっても出来上がりを待つ時間はほぼ無いわけですから確かに新鮮な感覚。
まずは「コーヒーを気軽に楽しむ」。
ここからスタートですね。
基本情報
■店舗名 2050 coffee
■住所 京都市中京区桜之町402(新京極MOVIX向かい)
■営業時間 2023年11月18日現在プレオープン中(営業予定はSNSにて)
■詳細ページ https://www.instagram.com/2050.coffee/