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「何よこれ…」育児の合間にふとSNSを開いた私。ある投稿を見て思わず絶句<闇堕ちした妻>

  • 2024.1.29

めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。めぐみが妊娠しているときのこと、てっぺいは育児中の同級生・さえを見て体型や性格をバカにしました。てっぺいの言葉にめぐみは呆然。そんな矢先、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されます。やがてめぐみはゆうきを出産。退院後のある日、義母が突然押しかけてきたかと思ったら、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってきました。なかなか帰らない義母に悶々としていためぐみ。するとネックレスが「ズ……」と動き出しました。と同時に、なぜか「迷惑だから帰れ」と義母に言ってしまったのです……。その夜、酔っぱらって帰宅したてっぺいは、眠りについたゆうきを起こしてしまいます。めぐみはてっぺいに不満をため込んでいきました。さえは、不満をため込むめぐみを心配してSNSをすすめます。そして夫や義母への不満や愚痴が激しい口調で山のように書かれたアカウントを見せてきました。実はこのアカウントはめぐみが匿名でてっぺいや義母への不満を書き込んでいるもの。ある日、母親からネックレスに隠された秘密を聞いためぐみ。母親曰く、ネックレスは、昔、山奥のある村で男性に対して意見することはできなかった女性たちがつらさを吐き出した石を削った一部とのこと。また、「石を持ち歩けば言葉を飲み込まずに済んだと言い伝えられている」と母親。

翌朝、寝過ごしてしまっためぐみが急いでリビングへ向かうと、てっぺいの顔にはいくつもの傷があったのです。すると突然、ネックレスがズズッと動くような感覚がしためぐみ。首元を確認すると、つけていたはずのネックレスがありません。記憶がところどころ抜けてしまっていたのです。そのときめぐみは、てっぺいの顔にあった傷は自分がつけたものなのではないかと、ハッとし、焦ってネックレスを探し始めたのですが……。

これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。

何がどうなっているの…?

昨日まで首につけていたネックレスがなくなったことに気が付き、必死に家の中を探し始めるめぐみ。

なぜてっぺいの顔に傷がついていたのかなど、状況がよくわからず混乱しためぐみは、泣き続けるゆうきを見て、「うるさいっ。静かにしてよっ」と怒りをぶつけてしまいます。

しかし、ふと我に返っためぐみは、ゆうきに怒ってしまったことを謝り、抱っこしてあやします。

ゆうきが落ち着いたあと、めぐみはソファーに座りながら自分が普段つぶやきを投稿しているSNSのアカウントを開いたのですが……。

なんとそのアカウントには、めぐみがつぶやいたはずのない投稿がいくつも更新されていたのです。

めぐみは、ある日夢に出てきた恐ろしい姿のめぐみ(自分)がめぐみ自身(自分)を乗っ取ったのだと考えました。

思い返せば、てっぺいに強い口調で不満をぶつけるなど、自分が自分でないような気がしたり、ところどころ記憶が抜け落ちていたりすることが多くなっていためぐみ。自分の体に一体なにが起きているのかと不安が募っていったのでした。

◇ ◇ ◇


自分が自分でないような気がしたかと思えば、記憶も抜け落ちているように感じためぐみさん。不安になるのもうなずけます。混乱しているからか、ゆうきくんに対してもイライラをぶつけてしまいました。このときハッと我に返ることができてよかったですね。みなさんはイライラをわが子や家族にぶつけてしまったり、ぶつけてしまいそうになったりしたことはありますか? そのとき、どんな風に対応しましたか?


バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。


著者:マンガ家・イラストレーター バラシ屋トシヤ

ベビーカレンダー編集部

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