ChatGPTを利用したことはありますか?
チャットサポートツールを提供する「チャットプラス」(東京都千代田区)が、「AIに対するイメージ」に関する調査を実施し、その結果を発表しました。
調査は、2023年8月、全国の20代~60代男女1007人を対象にインターネット上で行われました。
それによると、「ChatGPTを利用したことはありますか?」という質問に対し、「何度か利用したことがある」が16.7%、「よく利用している」が6.0%と約2割の方が利用したことがあると回答しました。
「よく利用している」と「何度か利用したことがある」と回答した方の年代別の結果を見てみると、下記のような結果でした。
20代:「よく利用している(11.9%)」「何度か利用したことがある(20.2%)」
30代:「よく利用している(8.5%)」「何度か利用したことがある(15.9%)」
40代:「よく利用している(6.8%)」「何度か利用したことがある(14.0%)」
50代:「よく利用している(1.9%)」「何度か利用したことがある(16.5%)」
60代:「よく利用している(1.0%)」「何度か利用したことがある(17.0%)」
年代が上がるにつれて、ChatGPTの利用率は下がる傾向にあることが分かりました。
続いて、「どういったテーマ・ジャンルでChatGPTを利用しましたか?(複数回答可)」という質問に対し、「コミュニケーション(一般的な会話)」が38.2%と最も多く、次いで「生活・雑学」が32.0%、「IT(インターネット・PC・スマートフォンアプリなど)」が21.1%、「エンタメ(芸能・音楽)」が15.8%と続きました。
「ChatGPTの用途や利用目的」については、「調べ物・リサーチ」が52.6%と最も多く、次いで「雑談、暇つぶし」が35.5%)、「創作およびそのヒント」が16.7%と続きました。
最も多かった「調べ物・リサーチ」について、具体的にはどのような調べ物やリサーチをしたか質問したところ、「キャッチコピーの参考案」(20代/男性/学生)、「仕事での書類作成でどのように作るのか参考で使用した」(20代/男性/会社員)、「お客様へのメールに送る言葉の言いまわし方を調べた」(40代/女性/パート・アルバイト)、「新しいアイディアがないか調べた」(40代/男性/会社員)などの回答が寄せられました。
AIと人間は友達になれる?
「ChatGPTについて改善してほしいと思う点はありますか?(上位3つまで)」と質問したところ「回答精度」が36.8%と最も多く、次いで「情報の正確性」が33.8%、「リアルタイムでの情報更新」が21.5%、「文章の自然さ」が19.3%と続きました。
「ChatGTPの回答精度において、どの程度人間との近さを感じましたか?」と質問には、「ある程度人間に近いと感じた(62.7%)」「とても人間と近いと感じた(7.5%)」と、約7割が「人間に近い」と回答しました。
そこで、「今後、AIが人間の代わりになると思いますか?」という質問したところ「ある程度はそう思う(68.9%)」と回答した方が最も多く、次いで「とてもそう思う(15.4%)」「あまりそう思わない(12.7%)」「まったくそう思わない(3.0%)」と続きました。
8割以上の方が人間の代わりになると思っていることが結果からうかがえます。
さらに「もしAIが人間の代わりになるレベルまで進化した場合、あなたはAIと友達になれますか?」と質問したところ、7割近くの方が「なれないと思う(65.4%)」と回答しました。
理由として、「気持ちを分かち合えないと思うから」(20代/女性/保育経論)、「何を考えているか分からないから」(20代/女性/公務員)、「AIには人格がないから。リアルに触れ合えないから」(40代/男性/会社員)、「親しみは持つけど、友達とは違うと思う」(50代/女性/自営業)といった回答が寄せられました。
今回の調査結果から、「チャットプラス」は、「ChatGPTをはじめとするAIはさまざまな場面で活用されていますが、友達になることは難しいと感じている方も多くいます。理由として、20~30代の方はAIの気持ちや感情がわからないため友達になれないと回答し、40~50代の方はリアルに存在していないAIを友達とは思えないという意見が集まったことからも、人間らしさを感じることができないAIを友達と考えることは難しいようです」とコメントし、「世代間でもAIに対しての考えに違いがあることが分かりました」と分析しています。
(LASISA編集部)