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その保険、解約すべき?「保険を見直したほうがいい」3つのケース

  • 2023.11.19
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自分の生活のスタイルに合わない保険は、保険料に対してメリットが見合わず、損といえるかもしれません。次の3つの視点で、自分にとって必要ない保険料を払っていないか確かめましょう。

■1 免責期間がある医療保険

免責期間は給付金を受け取れないため、免責期間がある保険だと、いざというときの対策にならないことがあります。

たとえば、免責期間が3日ある昔の医療保険では、入院4日目からしか給付金を受け取れません。入院しても3日以内に退院したとなると、給付金をもらえないのです。

最近は医療費を抑えるため入院期間が短くなってきており、医療保険も免責期間のない1日目から給付金を受け取れるタイプがほとんどになりました。

昔の医療保険に入っている人は、免責期間がないか確かめ、場合によっては乗り換えも考えましょう。

■2 損害保険の重複している特約

自動車保険や火災保険の補償が重複し、保険料の払い損になっていることがあります。

たとえば、個人賠償責任特約は、加入者だけでなく家族の損害賠償も補償してくれることが一般的です。共働き夫婦で2台の車を持ち、それぞれ自動車保険に個人賠償責任特約を付けていると、一方の保険料が無駄になっていることがあります。

個人賠償責任特約は自動車保険だけでなく火災保険にも付けられるため、重複を探してみて、補償を見比べつつ無駄を省くことを考えましょう。

■3 ライフステージに合わない保険

ライフステージごとに保険を見直さず入りっぱなしにしていると、メリットに見合わない保険料を払い続けることになりかねません。

たとえば、子供が生まれて妻が退職したことから、夫が亡くなったあとの妻子の生活を守るため、夫が手厚い死亡保険に入ったとします。その後、子育てが落ち着いて妻が就職し、子供も独立したら、そこまで手厚い死亡保障は必要ないかもしれません。

ライフステージに合わせて保障を見直し、場合によっては保険をスリム化することも大切です。

なお、一般的な見直しポイントをお伝えしましたが、焦って解約すると健康状態のせいでもう一度入れなくなることもあるため、保険の見直しは慎重に進めてください。

文・木崎 涼(ファイナンシャル・プランナー)
編集・dメニューマネー編集部

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