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犯人逮捕に欠かせない「ワッパ」、容疑者の行動「うたう」、警察の業界用語の意味、分かる?

  • 2023.11.18

警察は捜査の関係上、さまざまな隠語を使っていますが、「ワッパ」という言葉は、ある物のことをさし、犯人逮捕には欠かせません。また、取り調べの最中に容疑者がある行動をとった際、「うたう」という言葉が使われます。それぞれどのような意味なのでしょうか?

■「ワッパ」って何?

「ワッパ」とは手錠のことです。

相手の逃亡などを制限し、通常は手錠による手首の拘束に加え「腰縄(捕縄)」と呼ばれる縄を、手錠の鎖に通し腰に巻きます。

また、私たちが一般的に想像する逮捕とは、手錠をかけられたときを想像しますが、逮捕の瞬間というのは、手錠をかけられた瞬間ではなく、自由が奪われたときのことをさします。

手錠をしなくても被疑者を取り囲み、逃走不可能な状態となれば、被疑者の自由は奪われたことになるので、その状態も逮捕したということになります。

■「うたう」ってどんな意味?

「うたう」とは、容疑者が自らの罪を認めて自白することです。捜査官側がこの言葉を使う場合、「うたわす」といいます。

この他に同じ言葉として、「落とす」・「割る」・「吐かせる」というものがあります。

また、胸のつかえが取れ、気分がすっきりした被疑者の立場に立った言葉として、関東では「ゲロる」と呼ぶこともあるそうです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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