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「おーい!」入園式に向かう途中、まさかのトラブル!背後から走ってきた少年が手に持っていたのは!?

  • 2023.11.18

長女の入園式で起きた出来事です。私たち夫婦は初めての入園式に緊張していました。生後4カ月の長男も連れて幼稚園へ向かって歩いていると、あることに気づき……。

入園式へ向かう途中で…

長女が幼稚園に入園したころ、長男は生後4カ月。ベビーカーに乗せて幼稚園へ向かっている途中、長男の靴下が片方ないことに気づきました。長男はよく足を動かす赤ちゃんで、今までにも靴下が脱げてしまうことがあったのです。

周りを見渡しても靴下は落ちていません。お気に入りの靴下だったのでかなりショックでしたし、入園式というフォーマルな場に靴下なしでいくのは気が引け、どうしようと悩んでいると……。

救世主が現れた!?

後ろのほうから「おーい」 と走ってくる、7、8歳ぐらいの少年。知らない少年だったので私たちに向けられた声だと思わず、歩き続けていたのですが、走る音が近づいてきて……。振り向いてみると、少年が持っていたのは長男の靴下の片方でした!


少年は「これ、赤ちゃんのですか?」と言って渡してくれて、私がお礼を言うと、少年は「よかったー!」と走って後ろにいた家族のほうに戻っていきました。私たちが落とした靴下かどうかの確信がなかったのに、わざわざ走ってきてくれたようです。

やさしい少年だなぁと驚いたのと同時に、靴下がなくなったことでテンションが下がっていたので、少年の神対応に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

まさかの再会がきっかけに

その後、なんと幼稚園で先ほどの少年に再会! 実は少年の弟が、娘と同じ幼稚園の入園式だったのです。この出来事がきっかけで、少年のママと話すようになりました。

今では宅飲みすることもあり、何でも言い合える仲良しの関係です。

少年のとっさのやさしさがきっかけとなって、新しいご縁ができました。これからは靴下の紛失に気をつけようと思います。また、わが家の子どもたちも少年のように、やさしさを持った人に育ってほしいなと思いました。

ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように!


著者:松谷 えりな


イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター こちょれーと

ベビーカレンダー編集部/キッズライフ取材班

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