【義母の宅急便！？】15kmある坂多き道をママチャリで駆ける77歳！スーパー義母の愛のサプライズに涙！

私の義母は超パワフル。結婚後、義母の数々のパワフルな行動に何度も度肝を抜かれました。今回は、その中でも「すごすぎる…！」と思わずうなってしまったエピソードを紹介します。

自宅と義実家は車で30分程度の距離

義実家は隣の市にあり、自宅から車で30分程度の距離です。なお、自宅周辺はとても坂道が多く、電動ではない自転車の移動は一苦労します。距離にして約15kmあり、電車だと遠回りになるので、行き来は車でしていました。近からず遠からず程よい距離感です。

とある休日、義母から電話がかかってきました。その日、家族でショッピングモールへ行き昼食を食べて帰宅したのですが、留守にしている間に義母がうちに来たとのこと。最初はふんふんと聞いていた私ですが、次の義母の発言に驚愕してしまいました。

「自転車で買い物に出たんだけど、あなたたちの家まで行けそうだなと思って行ってみたのよ♡」

は、はい？なんとおっしゃいました？
義実家から自転車でうちまで来た、と…？

繰り返しになりますが、義実家と自宅は車で30分の距離。競輪選手も挫折しそうな坂道がいくつもあります。

なお、そのとき義母は77歳で、電動ではない普通のママチャリに乗っていました。ギアすらついていません。

「坂が多くて無理かと思っちゃった！」と明るく話す義母の体力と気力にビックリ！上ったり下ったりの坂道が続くので、相当大変だったはずです。

「そうそう、スーパーでメロンが安かったから買っておいたわよ。玄関に置くと道路から丸見えで留守だと思われると物騒だから、裏に回って日陰のところに置いといたからね。さすがに疲れたわ！休憩するからじゃあね～！」

そして電話を切る義母。玄関と反対側にある庭を確認すると、窓際にビニール袋に入った2つのメロンがちょこんと置かれていました。

私の脳内に浮かんだのは、我が家にメロンを置いたあと、颯爽と去っていく義母の後ろ姿。
お義母さまって超人！

義母の武勇伝はこれだけではありません。

パワフルでアグレッシブな義母は、定年後からテニスを始めて、猛暑日でも元気に練習しています。しかも、定年後はパートを探し、もうすぐ80歳になる今現在も元気にお勤め中。転倒して肋骨にヒビが入っても「安静にしてる方が具合悪くなりそう」と動き回っているうちに完治させてしまいました。

夫も体力があり頑丈ですが、義母譲りなのかもしれません。元気過ぎてときどきヒヤッとしますが、いつまでも元気でいてほしいと思います。

ltnライター：ききた