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インテリアになる、かわいいランタンDeco。防災時にも活躍 プチプラ花コーデVol.123

  • 2023.11.17

プチプラ雑貨を使って、もっと暮らしと花を楽しんでみませんか? 100均などのプチプラ雑貨とフラワーアレンジを日々楽しむ、フラワーデザイナーの川守由利子さんに、旬のプチプラ花コーデを教えていただきます。

ちょっと奮発! ダイソーで500円のランタンを購入

今回は、100均で見つけたランタンを使って、ハンドメイドを楽しみます。

いまや、100均もキャンプグッズを扱っています。ダイソーの大型店舗では、キャンプ用品コーナーがあるところもあります。

100均で買えるキャンプグッズには、どんなものがあるのか…興味津々でした。見つけたのは、500円と値札がついたランタン。作りがしっかりとしているので、この値段も納得です。キャンプ用品としてはもちろん、防災グッズとしても常備しておこうと購入しました。

いつでも使えるようにと、電池を入れておきます。

ランタン

このランタンは、いつも目に留まる場所に置くので、かわいく装飾をしてみることにしました。ランタンをデコレーションします。

小分けが嬉しい、クリスマスにも大活躍の木の実

ランタンを手に取ったら、次はランタンを装飾するアイテムを探しました。

ランタンデコ

木の実に、フェイクのぶどう、ドングリ、それからドライのチーゼル(白)と茶色のリボンを購入。秋という季節柄、木の実のランタンにしたらほっこりとした気分になりそう。

ドングリは6個入っていました。3色がそれぞれ2個ずつ入っていて、かわいいアクセントになりそう。

木の実のクラフトパーツ

ドングリの先端には針金がついていて、使い勝手抜群。リース作りなどにも使えます。

木の実(デコレーションドライパーツ)のセットには、2種類のドライの木の実が入っていました。

木の実のクラフトパーツ

さまざまな木の実が100円で手に入るのは嬉しいですね。秋はもちろん、クリスマスのアイテム作りにも大活躍してくれます。

材料の準備は、特徴を見て手順を考える大切な時間

デコレーションする前に、材料を準備しておきます。

木の実は茎が長いものは、茎をカットしました。

ランタンデコ

フェイクのぶどうは2房入っていました。

ランタンデコ

これを、ハサミでカットして小分けにします。1粒のものから2、3粒、もう少し粒をまとめて…。葉も使えそうなので、こちらもカットしました。

台紙についていた緑色の針金は、台紙からはずしてぶどうの枝につけておきます。

ランタンデコ

ぶどうは少し重さがあるので、この緑色の針金を活用することにしました。

フラワーアレンジやクラフトをする前、私はこんなふうに材料の準備をしながら、形や大きさ、特徴を観察しています。

大きめのパーツは最初に使い、空間を埋める役割にしよう! とか、小さめのパーツは仕上げのときに使いアクセントにしよう…などと、できあがりを想像します。また、このとき材料を見ながら、手を動かす順番も考えます。

作品作りにとっては、大切で、わくわくするひと時です。

実の土台に、リボンが大活躍。リメイクも可能

ランタンへの実の装飾は、リボンを活用することにしました。リボンをはずせば、アレンジしたものがはずせる仕掛けにして、季節や気分でリメイクを楽しみます。

リボンは少し幅が太めのものを選びました。色は茶色です。

リボン

①リボンはランタンの上と下、それぞれ一周させてだいたいの長さでカットします。

ランタンデコ

②上のほうは、リボンが結べるよう少しだけ長めにしておきます。

ランタンデコ

③これで、上下に巻く2本のリボンが用意できました。

ランタンデコ

④リボンの幅を半分の細さにします。

ランタンデコ

細めの両面テープをリボンの端に貼り、まんなかで折り重ねます。

⑤リボンの幅を細くしたらランタンの下に巻きつけて、両面テープで留めます。

ランタンデコ

⑥上の部分は長くして、こちらは結んでおきました。

ランタンデコ

⑦短くカットしたリボンを用意。こちらは、リボンの幅をこのままにしておきます。

ランタンデコ

実をアレンジするときは、この短い太めのリボンを活用します。

⑧短く太めのリボンを、ランタンの上に巻いたリボンの結び目にグルーでつけます。

ランタンデコ

⑨下は向かって左側のリボンの上に、⑦のリボンをグルーでつけます。

ランタンデコ

これで準備が終了。⑧⑨でつけたリボン部分に、木の実をアレンジしていきます。

木の実のランタンが完成! ポイントをチェック

準備した材料を、ランタンにアレンジしていきます。

ランタンデコ

グルーガンを使い、準備したリボンの幅の太い箇所にグルーで実を固定していきます。

ランタンデコ

ランタンは寝かせたり起こしたりしながら作業。実は、グルーをつけてリボンに接着したら落ちないように20~30秒指で押さえます。

緑色の針金をつけた少し大きめのぶどうは、針金部分をランタンの取っ手に巻きつけます。針金の先端はねじっておきました。

ランタンデコ

こうすると、落ちる心配がなく安心です。

あとは用意した実を、どんどんリボン部分にグルーで固定していきます。

ランタンデコ

実をつける場所は、写真のように上下で場所を変えておきました。

上と下、色合いやボリュームなどをときどき確認しながらバランスを見て、グルーで固定します。

ランタンデコ

ドングリはどの部分を見せたらかわいいかな?と、いろいろな向きを試して、いいところで固定です。

実と実の間も重ねるように、実などをどんどん足していきます。

このとき、ランタンの明るさを調整するボタンの周りは装飾をしないよう、気をつけます。

ランタンデコ

最後に、ぶどうの小さな緑色の葉をアクセントに添えました。

完成です!

白と黒のランタンに、茶色のリボンや木の実を入れることで、カジュアルでかわいい雰囲気に仕上がりました。

ランタンデコ

ランタンは置くだけで、インテリアのひとつになりますね! 停電などがあっても、このランタンで気持ちがなごみそう。

今回の材料をご紹介

  • 調光機能付きランタン…500円*ダイソー
  • サテンリボン…100円*ダイソー
  • イミテーションフルーツ(グレープ)…100円*ダイソー
  • ドングリ・・100円*ダイソー
  • 木の実…100円*ダイソー
  • チーゼル…100円*ダイソー
  • 単三電池…100円*ダイソー

合計1,100円(税抜)

ほかに、ハサミ、両面テープ、グルーとグルーガンを用意。

明るさ調整ができるランタンは、読書時間にも大活躍

早速、作ったランタンに灯りをつけてみました。

ランタンデコ

調光機能付きなので、手前の黒いボタンを回すと明るさの調整ができます。しばらくライトを付けていても熱くならないので、木の実のアレンジも大丈夫そうです。

ただ置くだけでもインテリアの一部になり、夕方、読書などで手元を明るくしたいときにも活躍してくれそう。実用度も満点です。

Credit
写真&文 / 川守由利子 - 『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。 -

かわもり・ゆりこ/花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。

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