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1日にインド映画を2~3本見る人による「長時間座ってもお尻が痛くなりにくいライフハック」が有益

  • 2023.11.16

上映時間の長い映画の観賞など、同じ姿勢で座り続ける際にお尻の疲れを軽減する方法がX(Twitter)でシェアされ、反響を呼んでいる。

丸めたタオルなどがあればok 出典:Togetterオリジナル

投稿したmilli DM(@dmillion824)さんは、インド映画が大好きで日に2~3本見ることもあるそう。インド映画と言えば3時間以上ある作品も珍しくなく、長時間座った姿勢で観ているとだんだんお尻が痛くなってくるのは想像に難くない。

milli DMさんによるイラスト解説によると、座る際に両太ももの付け根あたりにフェイスタオルやマフラー、ストールなどを細長い棒状に丸めたものを敷くと、お尻にかかる圧が分散され、痛みを軽減できるようだ。

こちらは、milli DMさんが「フィギュアスケートオタク(スケオタ)」時代に編み出したもの。競技場の硬めの椅子に1日中座りながら、選手のパフォーマンスを観戦していた経験から生み出されたものだと考えると、その効果の程にも説得力がある。

投稿をみたXユーザーからは「尻肉がなくて(長時間座る際に)普段から辛かった」「付け根か、覚えておく」「3時間を3本はしご…(すごい)ライフ(を生きてる人への)ハック」など、共感や驚きの声が寄せられた。

実際にこの方法を実践するとお尻の痛みはどう変わるのだろうか。一番適したアイテムや注意点など、milli DMさんに詳しく伺った。

長時間の鑑賞でも映画に集中しやすく

対策をすると、見終わった後に違いはありますか?

この方法はかつて私がスケオタだった時、競技場の椅子で長時間観戦する際にお尻の痛みを何とか軽減するためにやっていました。スケート観戦から離れた後、お尻が痛くなるほど長時間座る機会もあまりなかったので、すっかり忘れていました。
最近はインド映画にハマり1日に2、3本見る機会が結構ありまして。そうすると、2本目位からお尻が痛くて集中できなかったんです。そんな時この方法を思い出してやってみたところ痛みがましになり、映画に集中することができました。
出典:Togetterオリジナル

座布団などを敷く形では不十分だったのでしょうか?

スケート観戦の時は薄めの座布団やブランケットを敷いていましたし、一般的な映画館の椅子にもクッション性はあります。それでも長時間同じ姿勢で座っていると、体圧が座骨に集中するため、お尻が痛くなってしまうのです。
自分の経験上の感覚なので科学的なエビデンスはありませんが、丸めた毛布などを太ももの付け根あたりに敷くことで座骨より高い位置にポイントを作り、お尻付近にかかる体圧を分散させるイメージです。
出典:Togetterオリジナル

使うアイテムはどれが一番適していましたか?

柔らかいものなら基本なんでも大丈夫かなと思います。最初は持ち物で何とかしようとした苦肉の策でしたので、フェイスタオル、マフラー、ストールのほかには上着などを敷いたこともあります。
シワが気になるものはやめた方が無難ですが、タオルなら巻いたり畳んだりできるので、高さを調整しやすいとは思います。
出典:Togetterオリジナル

この方法を実践する時の注意点は?

私の周りでは特に問題が起こったことはないようですが、「足が痺れる」「血が止まる」「エコノミークラス症候群にならないのか」といったコメントがありました。
まず、お尻が痛くなるほど座っているようであればその時点でエコノミークラス症候群のリスクがあるので、あわせて水分摂取や足先のストレッチなどをして気を付けたほうが良いと思います。
不安な方は布を細く巻くのではなく、長方形に畳んで接地面積を広めに、敷く位置を付け根より気持ちお尻側にしてみてはどうでしょうか。
それでも足が痺れたり少しでも血が止まる感覚があるようでしたら、すぐに使用をやめて下さい。お尻を守る対策をした結果、ほかの部分で不具合が出てしまったら本末転倒ですので。
出典:Togetterオリジナル

長時間座ることを求められる趣味をお持ちの人は、milli DMさんの編み出した方法を試してみては。

記事中の画像付きツイートは許諾を得て使用しています。

文:hiro 編集:Togetterオリジナル編集部

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