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米有名エージェントの息子が妻殺し、アジア系フェティッシュ作品を制作していた

  • 2023.11.16

ハリウッドの有名エージェントの息子であるサミュエル・ハスケルが、妻の殺害および遺棄の疑いでロサンゼルス警察に逮捕された。

ジョージ・クリー二ーらのエージェントの息子

米時間11月8日、容疑者の自宅から8マイル(約13キロ)ほど離れたゴミ捨て場で、切断された女性の遺体の一部が発見されたのだが、警察はこの遺体を37歳のメイ・ハスケルと断定して捜査を開始。35歳の夫サミュエル・ハスケルを逮捕した。

警察によると、夫妻と一緒に暮らしていた64歳と71歳の両親も行方が分からなくなっており、こちらの方にも何らかの形で容疑者が関わっているとみられている。夫婦の子ども3人は学校で無事に保護され、親戚の元にいるという。

画像: LA警察が公表した、行方不明の妻と両親の写真。
LA警察が公表した、行方不明の妻と両親の写真。

容疑者の父親は、かつてジョージ・クルーニー、ドリー・パートン、ウーピー・ゴールドバーグなどを担当した、ハリウッドの有名エージェント。

現地報道によると、容疑者は切断した遺体をハロウィンの小道具に偽装し、人を雇って自宅から運びだそうとしたものの、雇われた人たちが異変を感じて袋を開けて遺体を発見。警察に通報したが、警察が到着した時には、遺体は容疑者によってゴミ捨て場に移動された後だった。しかしその後、ゴミを漁っていた人物が遺体を発見して警察に通報した。

米TMZでは、遺体が入っていると見られる袋をクルマのトランクに入れる容疑者の姿を公開した。

容疑者は低予算のスラッシャー映画を制作しており、その多くが、露出度の高い恰好をしたアジア系女性たちが男性たちに性的な目で見られ、最終的には暴力的なことが起きるという、アジア人女性に対するフェチズム色が強い内容だった。

なお、容疑者は2008年の12月にも凶器による暴行2件で逮捕・起訴されており、2010年に3年間の執行猶予付きの保護観察処分を受けていた。

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