年金って本当にもらえるの？結局老後はいくら必要？大人女子のお金の疑問にプロがアンサー

毎号、読者のリアルな家計事情をもとに、お金にまつわるノウハウをお届けしている連載 「マネーサロン」。今回は特別版として、今レディたちが〝もやっと〟している疑問、不安をズバッと解決します！

将来年金ってちゃんともらえるの?

減額になったり支給開始年齢が延びる可能性はアリ

「日本という国が存在している限り、年金制度が崩壊するようなことはないと思われます。ただ少子高齢化により年金制度を支える若い世代の割合が減ることによって、将来支給額が減ったり、現在65歳から支給されているものが70歳、75歳と延期されることはあるかもしれません。その可能性を考えて、今の時代は自分で備えておくことが大切です」

結局老後っていくら必要なの?

年金では足りない金額+500万円あると安心

「年金支給額は人により異なるので明確な基準はありませんが、老後の医療費や介護費として500万円程度備えておくと安心。将来いくらぐらい年金がもらえるかは、厚生労働省の「公的年金シミュレーター」などで試算できます。老後の生活費は今の7割程度と考えて、いくら備えておけばいいか、下記の計算式で目安を割り出してみて」

教えてくれたのは

（株）Money＆You取締役 ファイナンシャルプランナー

高山一恵さん

結婚、出産など多くの転機が訪れる女性にこそお金の知識が必要と、女性目線のマネー事情をわかりやすく発信。豊富な知識をもとに、講演や執筆、マネー相談を行う。顧客にはアラサー女子も多数！ 「美人百花」本誌にて、「賢く生きるレディのためのマネーサロン」を連載中。

Twitter

YouTube

掲載：美人百花2023年11月号「賢く生きるレディのためのマネーサロン特別版 私たちのお金のもやっと解決Special」

監修／高山一恵 イラスト／村澤綾香 再構成/美人百花.com編集部