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【神楽坂の手土産】 ネコ形最中が人気の老舗和菓子店:kazumiとワヌ山の和菓子の時間

  • 2023.11.16
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モデル・kazumiさんが大好きな和菓子屋さんを紹介する連載。仲良しのワヌ山さんと楽しく紹介していきます。今回、kazumiさんとワヌ山さんが訪れたのは、神楽坂にある老舗和菓子店。手土産にも喜ばれるかわいくておいしい和菓子です。

和菓子の時間を楽しむのは……

ワヌ山

犬。口癖はワヌワヌ。ワヌ母(作者)と北陸地方に住む。甘いものに目がない。

kazumi

モデル。和菓子文化コーディネーターと和スイーツセレクトマイスターの資格を持つ。

季節や天気により変わる、32種類の和菓子にウキウキ!

来るたびにウキウキしてしまう街、神楽坂。撮影終わりにふと立ち寄ったり、夫との記念日を祝ったり、私の日常の思い出がつまった場所です。今月は毎回立ち寄るお店「梅花亭」に伺いました。店内にずらりと並べられた和菓子は、種類が豊富で目移りしっぱなし。15日周期で変わる上生菓子から3代目正男さんが考案したレモン大福(¥230)、もなかの表裏をシンメトリーにした福来猫もなかなど。伝統を重んじながら、老舗の枠を超えたユニークな発想の商品も魅力的です。店舗横の製造工場のガラス越しに、卓越した職人さんの手仕事を見ることも。「和菓子ごとにあんを煉る」というお店の理念のもと、丁寧に作りあげられるあんは、なんと!32種類。季節や天気により変わる和菓子の顔色をうかがいながら「和菓子という生き物」を大切に育てる姿に、深い愛を感じたのでした。

初代から受け継がれた「はさみ菊」専用の細工バサミ。ピカピカに手入れされた道具で丁寧に切り込まれた上生菓子はもはや芸術品です。

いただいた和菓子

➊ 神楽坂福来猫もなか

神楽坂にいる路地裏猫をモチーフにしたもなかは4種類。白猫の「くる」はこしあん、三毛猫の「あずき」は小倉あん、ピンク猫の「ふく」は白あん、黒猫の「たけ」は黒糖あんと味もすべて違うので食べ比べるのも楽しい。各¥250

\ 名前もかわいい! / ➋ 浮き雲

空に浮かぶ雲を食べたい!という4代目が子どもの頃に感じた思いをメレンゲ焼き菓子に。ふわふわの白い生地の中にはやさしい甘さの小倉あんが詰まっています。別味に抹茶あんもあります。¥250

➌ 長明菊

長く明るく、命を永らえるという願いが込められた菊。ハサミを下から切り上げる技法で花弁ひとつひとつを丁寧に作っています。食べるのを思わずためらってしまうほど、美しく繊細な菊の花びらにうっとり。¥480

今回のお店:梅花亭

全国から取り寄せた最高級の素材と無添加にこだわり、すべて職人さんの手仕事。写真は4代目の豪さんと。

東京都新宿区神楽坂6-15
TEL:03-5228- 0727
営業時間:10:00~20:00 不定休

model:kazumi illustration:wanuyama photograph:Miho Kakuta
リンネル2020年12月号より
※写真・文章の無断転載はご遠慮ください

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