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King & Prince永瀬廉、8年間暮らしていた大阪は「地元と言いたいくらい特別な場所」/『法廷遊戯』公開記念舞台挨拶

  • 2023.11.15
King & Prince永瀬廉、8年間暮らしていた大阪は「地元と言いたいくらい特別な場所」/『法廷遊戯』公開記念舞台挨拶
(C)五十嵐律人/講談社 (C)2023「法廷遊戯」製作委員会

永瀬「人生の大きな選択をするタイミングで思い出すような作品に」

本格ミステリー映画『法廷遊戯』の公開記念舞台挨拶が、11月12日に大阪・なんばパークスシネマにて開催され、主演のセイギこと久我清義役の永瀬廉(King & Prince)、セイギの同級生・藤方賢二役の戸塚純貴が登壇し、息の合ったトークとゲームで会場を盛り上げた。

上映後の舞台挨拶となり、映画を鑑賞した余韻と登壇への期待でボルテージが上がり切った会場に、永瀬と戸塚まさかの客席から登場。驚きと興奮で、会場は黄色い声援で一杯に。割れんばかりの拍手が鳴り響く中、2人は笑顔で観客に応えた。

公開を迎えた感想を問われた永瀬は、「(上映が)9時から! ありがたいですよね」と、朝早くから映画館に足を運んでくれた観客に感謝の言葉を述べ、「昨日からこうやって純貴くんと楽し(映画館を)廻らせていただいて、ほんまに公開したんだなあという気持ちです」と無事公開を迎え名古屋・大阪と、戸塚と舞台挨拶を行えている興奮を語る。

戸塚は、自身の出演シーンの撮影について「(永瀬らは)大変な撮影だったと思いますが、僕は100m走を息止めて走っているような感じだった」と表現して笑いを誘いつつ、「こうやって皆様に届けられて嬉しい」と作品を届けられた喜びを語った。戸塚の撮影期間が比較的短かったため、永瀬と戸塚が顔を合わせたのは意外にも6回目と、「まだそんなやねんな!」と永瀬も改めて驚きを口にしたが、そう感じさせない仲の良さを見せた。

大阪の印象、思い出について、8年間大阪に住んでいたという永瀬は、「地元といったら大阪と言いたいくらい、特別な場所というか、家感・地元感を感じます」と大阪への愛を見せ、「大阪、帰ってきたという感覚ですね!」と愛着のある大阪で舞台挨拶ができた喜びを弾けさせた。

お酒が好きだという戸塚は、行きたい場所に“味園ユニバース”を挙げ、「お昼に行ったことがあるんですけど、建物が不思議な雰囲気で、今度は夜に行ってみたいけどちょっと怖いな…」と、大阪のディープなスポットに興味津々の様子。MCから「ぜひお2人で」と誘われると、永瀬も「ね、そうしましょう!」とノリノリで応えた。

改めて本編鑑賞後の観客に向け、お気に入りのシーンを問われると、永瀬が頑張ったシーンとして“無辜(むこ)ゲーム”の場面を挙げ、戸塚も「僕はほぼあそこ(のシーン)にすべてを懸けた」と同意。永瀬が「あのシーンは物語の序盤で、撮影の大変さも含めて、完成して見たらあの空気感に『おおー!』となったよね」と思い入れの強さを語ると、戸塚は同調しつつ「恥ずかしかった…」と異なる角度の感想を述べ、「模擬裁判で1人だけありえない声量で喋ってたから、皆に受け入れてもらえるかな」と不安を口にし、笑いを巻き起こした。

永瀬は、この時の戸塚の声が少し離れた場所でも聞こえてきたというエピソードで笑いを誘いつつ、「寒いし、時間感覚もわからん中で、ずっと同じ景色を見てるから大変な部分もありましたけど、それ以上の熱をもって撮影で来たので、いいシーンになったのではないかと思います」と本作の象徴的なシーンである“無辜ゲーム”の撮影現場の、緊張感のある雰囲気を語った。

最後に、主演の永瀬が「約1年前からこの作品が動いていて、ようやく皆さんのもとに届けられたことを嬉しく思います」と公開を迎えた興奮を改めて語り、「この作品が皆様にとって、人生の大きな選択をするタイミングで思い出すような作品であればいいなと思います。何回見ても楽しんでいただけると思うので、ぜひ、たくさんの方々に最後まで愛していただければ嬉しいです」と挨拶。2人の息のあったトークに大満足の会場は温かく盛大な拍手に包まれ、イベントは大盛況の中で幕を閉じた。

『法廷遊戯』は現在公開中。

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