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苦手な相手とも会話が弾む「最大の殺し文句」とは? 「プレジデント」が「話し上手入門」を特集

  • 2023.11.15

2023年11月10日発売の「プレジデント」(2023年12月1日号)は、「話し上手入門」と題した特集を組んでいる。会話が続かない、言い返せない、話が長い、あがり症など、話し下手を克服するためのテクニックや心得を、多彩な分野の話し上手に聞いている。

会話を再定義する

なぜか話が続かず、「わたしの話ってつまらないのかな」と自信をなくしている人は、挨拶に続く「第一声」を意識しよう。これまで1000人以上の経営者・企業幹部の話し方を変えてきた「伝説の家庭教師」、岡本純子さんは、会話が続かない人に、「会話とは、自分が話すことではなく、相手に話してもらうことだ」と再定義することをすすめている。

相手に話してもらうには、「質問」がカギを握る。聞き上手とは、単に相槌を打つのではなく、相手の話を受け止めたうえで的確な質問を返すことだ。会話を続けるために特に重要なのは、導入質問と、それに続くフォローアップ質問だという。記事では、「初対面の挨拶」や「苦手な人と2人きり」、「冷え切った夫婦の会話」などのシーン別に、続けられる、盛り上がる会話例を紹介している。

たとえば、苦手な人と2人きりになってしまった場合。沈黙が続くとさらに気まずい。岡本さんは、「苦手な人に対してほど、自分の弱みを見せてしまうのがおすすめ」とアドバイスする。人間は、自分の隙を見せるとかえって信頼される。弱みを見せて、相手に「助けてあげたい」と思わせたらしめたもの。そして「最大の殺し文句」は、「アドバイスをいただけますか?」だ。苦手と思っていた相手でも、懐に飛び込んでみたら案外、心強い味方になってくれるかもしれない。

やっかいな人に対応するには

警察官から大手スーパーに転職し、クレーマー対応についての講演やセミナーの講師を務める援川聡さんにる、職場の「やっかいな人」へのタイプ別対応術も役に立ちそうだ。ささいなミスでも激しく叱責してくる、いつまでもネチネチ攻め続ける「グレーな攻撃型」には、「心を落ち着かせ、冷静でいる」ことが肝要だ。まずは相手に寄り添い、頃合いを見てかわすフレーズを紹介している。

また、いつも「忙しい」が口ぐせで、面倒な仕事や細かい仕事を人に任せてくる「悪気のない押しつけ型」には、3つの「K言葉」で相手の勢いをそごう。K言葉とは、「困りましたね」「苦しいです」「怖いです」の3つだ。これらは、援川さんがクレーム対応をする際の究極のかわし術だという。とくに、断ることで気まずい雰囲気になってしまったときなどは「困りましたね」が有効だ。

今号ではこのほか、広島県安芸高田市の石丸市長直伝◎話し方の鉄則「100話したいなら、10000準備する」、劇団四季主演俳優の佐藤政樹さんと脳科学者の西剛志さんによる「愛されるトークの公式」、あがり症克服協会代表理事の鳥谷朝代さんによる「あがり症」の治し方などの記事が掲載されている。

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