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『自分は死なないと思っているヒトへ』 養老孟司「人間論」の決定版

  • 2023.11.15

2023年11月11日、養老孟司さんの新著『自分は死なないと思っているヒトへ』(大和書房)が発売された。

本当は数値化できないものまで数字で示し、できるだけ合理的、効率的、経済的にあくせく生きる現代人。本書では、日本を代表する知の巨人として知られる著者が、現代人をがんじがらめにする社会の仕組みに切り込み、「豊かさ」の本質を語り尽くす。

忙しい現代人が、生の実感を得ながら充実した人生を送るために必要なものとは? ゆとりの重要性を説く人間論の決定版となる1冊だ。

【目次】
第1章 愚かになる人間
第2章 肥大する現在
第3章 カチンカチンの世界
第4章 手入れの思想
新装版 あとがき

■養老孟司さんプロフィール
ようろう・たけし/1937年、鎌倉市生まれ。1962年に東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年、東京大学医学部教授を退官し、同大学名誉教授に。1989年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞。著書に、『唯脳論』(青土社・ちくま学芸文庫)、『バカの壁』『超バカの壁』『「自分」の壁』『遺言。』『ヒトの壁』(以上、新潮新書)、『解剖学教室へようこそ』(ちくま文庫)、『無思想の発見』(ちくま新書)、『半分生きて、半分死んでいる』(PHP新書)など多数。

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