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母の体に兆候があらわれ始めた…命の終わりを考えるとき|20代、親を看取る

  • 2023.11.14

寝たきりになった母親の介護のため、実家に戻ってきたキクチ│片耳なんちょー(@kkc_ayn)さん。ときに無理をしてしまったり、今までとは違う母親の姿に苦しんだりすることも。そんな中でも、ともに母親を介護する父親と協力しつつ、介護のプロ・ヘルパーさんにも頼りながらお世話をした体験を漫画化しました。せん妄が始まって以来、母親のからだに変化が出始めたのに気づいたキクチさん。先生からもこれからのことについて話をされます。『20代、親を看取る』第27話をごらんください。

人は亡くなる前にどういう状態になるのか、先生は丁寧に教えてくれるので、キクチさんたちも対処しやすいですよね。また、身近で母親の様子を見ている分、先生の話を受け入れる覚悟ができていたのだと思います。

親を看取るということについて考える…

この作品は、キクチさんが20代で母親の介護を経験し看取ったあとのことまでを、丁寧に描いています。母親とぶつかったり寄り添い合ったりしながら、何が一番母親のためになるのか、その都度考えて行動するキクチさんや周りの人たちの姿が印象的です。

高齢化が進む中、いずれは親の面倒を見なければいけないと思ってはいても、元気なうちはまだ大丈夫と考えている人もいると思います。しかし、いつ何が起こるか分かりません。

もしキクチさんのように、20代で親を看取ることになったら…あなたにその覚悟はあるでしょうか。いざというときのために、親が病気になったり、寝たきりになったりした場合どうしたらいいのか、家族で話す機会を持つようにするといいですね。

『20代、親を看取る』は、病気で寝たきりになった母親の介護を通して、命との向き合い方や、亡くなった後に遺族がすべきことを学べる作品です。

著者:ママリ編集部

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