【早良区野芥】九州の醤油が美味い！「おかみのこだわり」

こんにちは！朝晩冷えてきましたね。リビングふくおか・北九州Web特派員hajimeです。野芥の町をふらふらお散歩していたら、暖簾がひらひらと。一杯、いくか？

ブランド 福しょう油の店

看板は「福しょう油 おかみのこだわり」 醤油屋さんが営む小料理屋さんなのです。

のれんをくぐって、なかへ。

内装は、おかみの手作りで、初めてＤＩＹしたんだそうです。ご友人も手伝ってくれたそうです。

割烹着のおかみにほっこり

カウンターには、割烹着姿のおかみがいます。

（何だか、良いですねえ、昭和チックだわ～）

オーナーの“おかみ”こと、井口理恵さんは、醤油醸造元に嫁いだのですが、数年後に廃業。事業を引き受けてくれた醤油屋さんはあったそうですが、「自分たちの世代で醤油屋が途絶えた。介護、子育てが終わったとき、なにかやろう」という思いが根底にずっとあり、引き受けてくれた醤油屋さんに醤油を作ってもらったそうです。

始まりは、お寺の節分祭。東長寺にお願いして、醤油の販売を、テーブル一つからスタート。 コツコツやっていたそうですが、コロナで売る所がなくなり、アンテナショップをつくりたい、と思っていた時、前店舗のオーナーに声を掛けられ、店を始めたそうです。 「しょう油を使った料理を提供したい、と思って始めました。最近、和食離れ、を感じます。居酒屋に肉じゃががない、とか。和食を伝えたい。基本の調味料、醤油、味噌、を使いたい。伝統の味をつなげたい」とおかみ。 私もそう思うのですが、居酒屋が、なんだかオシャレな料理が多くなって、チーズとか、オリーブオイルとか、洋食系が多くなったな、って感じますね。

こだわりの卵、A4ランクの肉！だし醤油！

今回、注文したのは。

おかみのこだわりセット。 小鉢二品+本日のおすすめ+黒毛和牛ロースすきたま+茶碗蒸し+白飯。 これにカシスオレンジを追加注文。

点、がついてる中から二品選べますよ。

奥、梅水晶。左、はすいものしょうがじょう油。右、サバポテト。 梅水晶は、梅と、サメ軟骨。軟骨がコリコリしてて、梅の酸味と塩気が美味しいです。酒に合いますね。 はすいものしょうがじょう油は、福しょう油、をかけて食べます。はすいもは柔らかいけど、歯ごたえは少し残っています。だし醬油、少し甘みがあって美味しいです。はすいもは秋ごろ、この時期ならではだそうです。 サバポテト。名前を見た時、なんだろうと思ったんですが。ポテトサラダに、鯖缶がはいってるの。きゅうり、にんじん、玉ねぎ入り。味はマヨネーズ。ポテトサラダって、ツナ入りも美味しいですが、サバはさっぱり食べられます。 こういう、家庭で食べる感じの料理、良いですよね～。

酒が美味い～。

さて、メインの、すきたま、でございます。 肉～。うおお、サシが入ってるうう。Ａ４ランクだそう。

卵が盛り上がってる！黄身の色が濃い！大分から取り寄せた、こだわりの卵、だそうです。 すきたまは、すき焼きのように、肉を広げて焼きます。

肉を広げて焼いた後、わりしたを、2～3プッシュ。

（’割り下）

卵に投入～。 卵、濃厚。肉が柔らかいっ。割りしたは、甘すぎず、肉の油濃さを感じずに食べられます。

茶碗蒸し。わかめ入り。わかめ入りとか珍しいですよね。予約の時は、シイタケ入りなんだそうです。出汁がしっかりした味で、とても柔らかく、なめらかな仕上がりでした。

米は毎回同じ銘柄ではないそうですが、今回は新潟のコシヒカリだそうです。ツヤツヤ。 福しょうゆの割り下、が肉のおいしさを更にかきたてるのですが、それをご飯にのせて食べるとまたウマい！ 最後は卵かけご飯で、〆させていただきました。肉の味がうつった卵、福しょう油のわりした、米、すべてが、絶妙にまじりあって、めっちゃウマ～、でした。

少しだけ飲みたい人には、おかみちょい飲みセット、があって、そちらは１１００円なので、お手軽ですよ。

店の前で商品を購入することもできます。

女性一人でも入りやすいお店なので、とっても良いですよ。ちなみに、取材した日は、カウンターに女性三人、皆さんお一人、でした。知らない人同士でしたが、少しお話ししてみたり、楽しい時間でしたよ～。早良区野芥方面に来たときは、ぜひ、どうぞ。