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大事な書類がすぐに見つかる!整理のプロに聞いた簡単にできる「紙もの」収納のコツ

  • 2023.11.14
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整理収納コンサルタントの須藤昌子です。みんなが苦手意識を持っている紙モノの管理で大事なのは、捨てる事。そうしていかないと溜まる一方になるので、要不要の判断をして、不用になったタイミングで処分をしていく事で溜まりすぎた紙モノに苦しまされる事は少なくなっていきます。出来るだけ簡単に片付ける方法を、今回はご紹介したいと思います。

①分ける

気付かぬうちにため込んでしまった紙モノはたくさんありませんか?

沢山あるだけでうんざりしてしまいますよね。ですが整理をし始めると、そんなに難しい事ではありませんので、ぜひ手を動かしてみましょう!

まずは「不要なモノ」と「取って置くモノ」に分ける事から始めましょう。

また保管すべきかどうか迷うモノは、「迷うモノ」としてまとめておきましょう。そして要不要の判断の際には、紙モノの種類分け(例えば、とっておきたいDM、お住まいの市区町村からのお知らせ、年金のお知らせなど)もしながら行うと効率よく作業できます。

②保管するモノを分ける

不要なモノを処分したら、保管するモノを分けていきます。

家族のメンバーごとに分けるか、モノごとに分けるかを考えていきます。

例えば、職場によって異なる書類などは自分と家族それぞれとして人ごとに分けた方が分かりやすいでしょう。保証書のようなモノは、「キッチン家電」と「その他」などに分けた方が分かりやすいか、「電気製品」として分けた方が分かりやすいかなど、今後煩わしくない分け方を決めましょう。

③分かりやすい保管法を考える

最近は書類を保管するためのファイルなどさまざまなモノが売られていますので、自分が使いやすいモノを選ぶ事で管理のしやすさが変わっていきます。

使用頻度なども考慮して選ぶ事がポイントになると思います。

今回はお勧めのモノをご紹介しますので、自分はどんな方法が良いか?を考えるためのヒントにしていただけると良いと思います。

【長期保管書類の保管例】

保険の書類など長期保管書類は、それほど見返す機会は多くないと思います。

パターン①クリアポケットのファイルに収納

パターン②ファイルボックスに仕分けて収納

パターン③インデックス付きクリアケースに収納

【短期保管書類の保管例】

見返したり、不用になったらすぐ捨てたりするような短期保管書類は、クリアホルダーや手前から取り出せるようなクリアファイルに収納。

見返す頻度などを考慮して、収納法を選択することをお勧めします。

④定期的に見直す

家電の説明書や保証書等、期限が来たり、新しく買い換えたら不要になったりするモノもあります。

そのため、その都度処分する、年末に確認する等、見直す時期についても決めておくことで不用なモノがたまらず、いつも快適な状態で紙モノの管理が出来るのではないかと思います。

常に最新の状態にしておくこと

ついつい後回しにしてしまう紙モノ。後回しにする理由の大半は、「保管するモノ」と「そうでないモノ」を決めていない事であったり、どうやって管理するか?という方法を決めていないために「面倒」になって放置された結果です。

また、日々ポストから、会社から、学校からと家に運ばれてくる紙モノはさまざまです。そんな紙モノに翻弄されず、いつも最新の状態にできるように、おうちの中の管理の形を考えておけると良いのではないでしょうか。

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