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2023年は女性主人公の韓国ドラマが急増!「今年はソン・ヘギョで始まり、イ・ヨンエで締めくくる」

  • 2023.11.14
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2023年の韓国ドラマを表すキーワード、それはまさに「女優たちの活躍」だ。

『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』のソン・ヘギョを皮切りに、『イルタ・スキャンダル -恋は特訓コースで-』のチョン・ドヨン、『医師チャ・ジョンスク』のオム・ジョンファ、『良くも、悪くも、だって母親』のラ・ミラン、『庭のある家』キム・テヒとイム・ジヨン、『悪鬼』のキム・テリ、『イ・ドゥナ!』のスジ、『無人島のディーバ』のパク・ウンビン、『力強い女カン・ナムスン』イ・ユミなど、女優の活躍が目立った。

2023年に女優の活躍の扉を開けたのは、2022年12月30日に公開されたNetflix『ザ・グローリー』だ。

同作では主役を務めたソン・ヘギョだけでなく、イム・ジヨン、チャ・ジュヨン、キム・ヒアラなどの女優も注目を集めた。

韓国のリサーチ企業「ギャラップ」が、全国満18歳以上の1003人を対象に「よく見るテレビ番組」を尋ねた結果(2つまで自由回答)、『ザ・グローリー』が14.8%の支持を得て1位に輝いた。

ここ10年間で支持率10%を越えたドラマは『いとしのソヨン』『星から来たあなた』『太陽の末裔 Love Under The Sun』『SKYキャッスル』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』など、10編に過ぎなかったという点からも『ザ・グローリー』の人気を実感することができる。

ソン・ヘギョ、オム・ジョンファ、イ・ヨンエ
(写真提供=OSEN)ソン・ヘギョ(左)、オム・ジョンファ、イ・ヨンエ

『ザ・グローリー』のソン・ヘギョに続き、『イルタ・スキャンダル』チョン・ドヨンも活躍した。『イルタ・スキャンダル』は最高視聴率17.0%を示した。

そして、オム・ジョンファ主演の『医師チャ・ジョンスク』は、最高視聴率18.5%を記録し、多くの人々の“ベストドラマ”として残った。

上半期を支配した女優たちの活躍は下半期にも続いた。

『悪鬼』が11.2%を記録した中で『イ・ドゥナ!』『無人島のディーバ』『力強い女カン・ナムスン』『今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー~』などの作品も女優たちの活躍で視聴率と話題性を高く評価された。 

スジ、パク・ウンビン、パク・ボヨン
(写真提供=OSEN)スジ(左)、パク・ウンビン、パク・ボヨン

2023年の年末、女優たちの活躍はイ・ヨンエが大トリを務める予定だ。

イ・ヨンエが主演を務める新ドラマ『マエストラ』は、世界にたった5%しかいない女性指揮者“マエストラ”で、天才あるいは伝説と呼ばれるチャ・セウムが、秘密を隠したままオーケストラをめぐる事件の真実を探っていくミステリードラマ。

「女優たちの居場所がない」という言葉も過去のものとなった。

女性同士の深い友情と連帯、主体的に自身の問題を解決し、前に進む能動的な姿まで、深みのある物語も興味深いが、さまざまなキャラクターを表現する俳優たちの演技も見る楽しさを高めている。

女性の物語に満ちていた2023年。2024年にも女優たちの活躍が続くと期待される。

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